収入が不安でしかたないときに突破口を開く1つのコツ

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photo credit: black and white coins via photopin (license)

私の愛しいアップルパイへ

Oh show us the way to the next little dollar!
Oh don’t ask why,
oh don’t ask why!
For we must find the next little dollar
For if we don’t find the next little dollar
I tell you we must die!

(おい、少しでいいから次に金を手に入れられる道を教えてくれよ
理由なんて聞かないでくれ
ああ、理由なんて聞かないでくれよ
ほんの少しでいい。とにかく金が必要なんだ
もし金が手に入らなかったら…
俺たちは死ななきゃなんねぇんだ!)

「アラバマ・ソング」 by ベルトルト・ブレヒト

お金に関する悩みは尽きません。特に、収入は生活に直結しますから、悩みの種になりやすいものです。

私はといえば、かような俗人めいた悩みなんてとうの昔に棄て去りましたといいたいところですが、そうはいきません。フリーランスという働き方の性質もあり、収入の問題ってものはいつも不安を煽ってきます。

冒頭で引用したブレヒトの不吉な詩を思い出すときだってあります。そんなときに私がどうやって頭を切り替えてまた燃える魂を呼び戻しているかっていいますと。

収入が気になって仕方ないときに突破口を開く1つのコツ

それはこうです。

「自分ができることのなかで、お金に換えられない価値を見つける」

収入に困っているときに収入を増やす方法を考えると、なかなかうまくいきません。先人のやり方を真似たり、いま続いていることに目がいったり、過去にうまくいった方法を探したりするからです。

しかし、収入ってものは結果に過ぎません。結果にフォーカスしていると、視野が狭くなって安易で効果性の低い道を選びがちです。大切なのは結果ではなく、その原因をつくることにフォーカスすることです。

それで、収入の原因ってものはなんでしょうか。人が喜んでお金を払うのはいつでしょうか?気分がいいとき?貯金があるとき?人それぞれとはいえ確実なときが1つだけあります。

「お金に換えられないものが、お金で買えるとき」です。

無闇に外に探しにいくより、自分の内を探る

収入に関することは、無闇に外に探しにいくより、自分の内を探った方がうまくいくことが多いでしょう。

▼コーチングを活用するのも手です。

これはいま私が自分の頭をこねくり回して得た回答ではありません。3年前、独立して3ヶ月が経ったころに貯金が尽きて、ブレヒトのかの不吉な詩が現実になったときに突破口を見つけたときの経験によります。

▼こういったことをブログに書き残していくと、同じ壁に当たったときや、同じ壁に当たっている人にアドバイスするときの助けになります。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。