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私の愛しいアップルパイへ
この世で最も尊いもの。スピード。
どんなに便利な機能でも、スピードに勝る機能はありません。一日中使い倒すTaskChute2なら尚更です。重いTaskChute2はストレスになります。
今日はそんなDeeeeeepなTaskChuteフリーク達に向けて、少しの犠牲を払ってでもより高速な環境を手に入れられる設定を教えに来ました。
1.MODEを減らして高速化!
2.ログを減らして高速化
3.新しいファイル形式(xlsm)を使って高速化!
4.週次見積シートを消して高速化!
TaskChute2を軽快に動作させる4つの高速化設定
1.MODEを減らして高速化!
MODEの数はTaskChute2の動作速度に大きく影響を与えます。
MODEごとにタスクの色が設定できるため、MODEが増えれば増えるほど処理が単純に増えるのだと思われます。
特に、タスクの並べ替えではタスクをMODEの色に塗り替えるため、大きく影響するようです。
ですから、MODEの数は必要最小限にしておきましょう。使っていないMODEがあれば定期的に削除するのが望ましいです。
2.過去ログを減らして高速化!
TaskChute2を使っているとタスクの実行ログがどんどん溜まっていきますが、この過去のログがTaskChute2の動作をもたつかせる原因の1つになります。
ですから、定期的に過去ログを削除するようにするとGooooood!です。私は月に1度TaskChute2の過去ログを削除するようにしています。
どのくらい過去のログを溜めても良いかはPCのスペックによるため一概には言えませんが、直近1ヶ月分のログは残しておくようにしています。
▼やり方は単純に削除したいログを全て選択して、TCメニューから「選択タスク削除」を実行すればOKです。
なお、当然ログが消えてしまうので、削除する前にはどこかにバックアップをとっておいた方が良いでしょう。私は削除前に現状のTaskChute2をEvernoteに送るようにしています。
3.新しいファイル形式(xlsm)を使って高速化!
Excell 2007以降ではXMLベースの新しいファイル形式が採用されました。
TaskChute2は標準では旧ファイル形式を用いていますが、Excell 2007以降ではこのファイル形式を使うことで高速化を図れます。
詳しい説明や設定手順については以下を御覧ください。
4.週次見積シートを消して高速化!
TaskChute2には「週次見積」シートがあり、一週間のタスクの登録状況が見えるようになっています。非常に高機能なシートではありますが、その分処理負荷も相応のようです。
私は一週間の計画は別のツールを使っており、TaskChute2で見積もり時間やタスクの登録状況を知りたいのは、当日だけ分かれば問題ありません。
そこで、当日の細かい時間の見積もりはメインシートでも分かるので、思い切って「週次見積」シートを削除してみるとTaskChute2の動作が爆速になりました。機能が減るという犠牲が必要ですが、これだけ速くなるなら惜しくないという気分になります。
削除すべきは2箇所あります。
▼まずは一番左のシートである「週次見積」シートです。これは普通にシートの削除をしてしまって構いません。
▼「メイン」シートの右上には「週次見積」シートのサマリを表示している箇所があるので、こちらも消してしまいましょう。
早送りしてるようにTaskChute2が軽くなる
つい先日この4つ全てを試してみたら、TaskChute2の動作が劇的に軽くなりました。
1.MODEを減らして高速化!
2.ログを減らして高速化
3.新しいファイル形式(xlsm)を使って高速化!
4.週次見積シートを消して高速化!
新しいタスクを追加したとき、タスクを複製したとき、タスクを日付変更したとき、タスクを並べ替えたとき、まるで早送りしたようにはやいです。最近はTaskChute2を使うのが楽しくてしかたありません。
なお、これらの方法は公式でサポートされていないものもありますので、自己責任でお願いします。実行の際には必ずバックアップをとっておきましょう。
▼TaskChute2の考え方を知るには、以下の書籍がオススメです
貴下の従順なる下僕 松崎より