ブログ名をjMatsuzakiに決めたときの話

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私の愛しいアップルパイへ

そうだ、あなたにこの話はしましたっけ?この愛すべきブログの名前を「jMatsuzaki」って名付けたときの話です。

やはりまだでしたか。そろそろお話してもいい時期でしょう。

ブログ名をjMatsuzakiに決めたときの話

遡ること4年と少し前、あれは2011年の夏でした。

私は音楽家の夢を放り投げて、現実的なシステムエンジニアの職を続けていました。夢と仕事を両立できないままウンザリして世界に膿んでいたのです。

そしてある日、ついに私は勇敢に立ち上がることを決意しました。自由を求める獅子のごとく、夢へと向かう最後の悪あがきを始めようって決意したのです。

▼この日の詳細は以下の記事でお話したとおりです。

この日から、私はまったく行動指針を変えることにしました。それはたとえば以下のようなことです。

私はいままで自分を偽ってきたことを恥じ、偽りのない自分を取り戻すことを魂の第一配列としていました。

先ほど挙げたリストは、理想の自分を描いたものではなく、本来の偽りのない自分を書き出したものでした。

私は偽りの自分との決別をはかるために、この本来の偽りのない自分に新しい名前をつけることにしました。いままで偽りの建前によってハートの奥底に追いやられていた私自身に!

それは間違いなく私自身であり、しかし今までの私ではない私でした。

それは私の本名でも、普段から呼ばれているあだ名でも駄目でした。私の名を冠していながら、誰も私をそう呼んでないようなあだ名!

そう、それが「jMatsuzaki」だったってわけです。そして、この新しい自分のドキュメンタリーを書き綴るこの愛すべきブログにも、同じ名前をつけることにしました。

新しい自分にあだ名をつける

本来の自分であり、これからの自分でもある者に、自分で新しいあだ名をつける。

これはいま考えてもまったく素晴らしいアイデアでした。自分の中にうまれた新しい思考に名前をつけておけば、本の重要な箇所に目立つ付箋を貼っておくように、あとからいつでも思い出せるようになるからです。

読者が誰もいなかった初期のころも、のっぴきならない現実を前にして意気消沈しそうなときも、「jMatsuzaki」の名を思い出せば救われました。

それはまるで新しい人格のように、私を適切に導いてくれるように働いたのは実に感慨深いことです。

それで、いまこの文章を書いているのはjMatsuzakiなのか、松崎純一なのかって?ハッハ!そいつぁ難しい質問をしますね!

貴下の従順なる下僕 松崎より

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