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私の愛しいアップルパイへ
昨日、ブログ「おれじなる」主宰の俵谷くんに寄稿してもらいました。それが以下の記事です。
寄稿は私のほうからお願いして書いてもらったのですが、それは彼が「本当にやる人間は格好いい」ということを思い出させてくれたからです。
ブログ読者0、執筆単価1文字1円で会社を辞めたときの状況
簡単に経歴を紹介しましょう。彼は学校を出てそれなりの会社に就職しましたが、諦めきれない夢に苛むカウボーイでした。
彼のやりたいことはドラムと文章を書くことでしたが、最初は明確な目標や具体的な働き方のヴィジョンを描かず、躊躇していました。ちょうどこの頃、彼から相談されたのがきっかけで私と彼は出会いました。
それから数ヶ月後、ヴィジョンが固まらないうちに決意だけが固まり、ついに会社を飛び出しました。
脱サラ直後、文章を書くことを仕事にするためにブログを開設しましたが、会社を辞めたのに読者はひとりもいない状態です。そのとき開設したブログが「おれじなる」です。
それから、毎日のように個人ブログを更新しながら、フリーライターの仕事も0から開拓し、実績のない状態でほんの数ヶ月で生きていけるようになりました。
最初にはじめたライターの仕事の単価は1文字1円だったそうです。これは毎月本を一冊書いても生活するのは難しい単価です。ときにはアダルト記事の執筆をしながら食いつないでいました。
経験がないから単価が低く、必然的に文章量が必要になりました。月に8万字書いて腕が腱鞘炎になったこともありました。
はじめて自分のブログで20円ほどの収入が得られたとき、嬉々として報告してきてくれたこともよく覚えています。
本当にやる人間は格好いい!
彼から見習うべきことは、決意のパワーとか勇気の出し方とか色々とありますが、私が一番感動したのは「本当にやる人間は格好いい」ということです。
彼とは会社を辞める前に出会いましたが、正直ここまでやるとは思いませんでした。毎日のように彼の活動をブログで読んで、私も大いに刺激を受けました。
私のまわりでは、彼のようにフリーになって自律的に働きたいという人はそんなに珍しくありません。彼は他の人よりヴィジョンが明確だったわけでも、実績や人脈があったわけでもありません。
彼が違ったのは”本当にやった”ということです。
読者がいなくても!1文字たった1円でも!アダルト記事を書いていても!本当にやる人間は格好いい!!!
▼俵谷くんのブログ!オススメ!
▼寄稿してもらった渾身の記事!
貴下の従順なる下僕 松崎より