私の愛しいアップルパイへ
今日このお知らせをあなたにできることを誇りに思います。jMatsuzakiバンドの中核をなす新サービス「アップルパイクラブ」をリリースしたのです。
アップルパイクラブはこれからのアーティスト活動やドキュメンタリー、ファンクラブというものについてイチから私のデリケートな脳で再定義したものになります。きっと普段モデラートで流れているあなたの血液をちぃとばかし速くすることができるはずです。
jMatsuzakiのドキュメンタリーを最前列で体験できる新サービス「アップルパイクラブ」
実はサービス名に「アップルパイ」を含めるのが今回が初めてになります。それだけ気合が入っているということです。
アップルパイクラブは「無名のバンドが成功するドキュメンタリーを最前列で体験させる!」ために作りました。これこそ人をBurning!させるために最もパワフルな効果を発揮すると確信したからです。なぜなら、人が行動に突き動かされるのは説得されたときではなく、模範を見たときなのですから。
これを実現すべく、アップルパイクラブは2つのことを念頭に設計されました。
- jMatsuzakiバンドのBurning!なドキュメンタリーを伝達すること
- それを心から欲するSweeeeeet!なアップルパイたちが集う居場所を作ること
ドキュメンタリーを「鑑賞」するのではなく、「体験」してもらう
特に私が注力したのはドキュメンタリーを「鑑賞」するのではなく、「体験」してもらうことでした。世の中にはアーティストのドキュメンタリーが数多く存在しますが、”まとも”なものはほとんどありません。ほとんどがドキュメンタリーを鑑賞してもらうことばかり考えているからです。
ダイハードな夢想家であり、jMatsuzakiの熱心な読者であるアップルパイが(つまり、あなたが!)、無名のバンドが夢を現実化していくドキュメンタリーを自分ごとのように肌で感じられる場所を作ること!なんて甘美な閃き!
無名のバンドが成功していくドキュメンタリーをリアルタイムに発信する
私たちはいまjMatsuzakiのあらゆる活動を動画におさめ、ドキュメンタリーとして構築をはじめています。日々の生活、会議の様子、ライブまでの道のり、人生哲学など、あらゆる側面を含みます。
ドキュメンタリーの制作には動画編集を専門とするカウボーイを監督として迎えており、毎月リアルタイムに配信していきます。
このドキュメンタリーは一年で映画3〜4本分になる予定です。このドキュメンタリー全編を観ることができるのは、アップルパイクラブだけです。
ダイハードな夢想家たちの居場所を作る
ドキュメタリーというものが動画の配信を意味していると思ったら大違いです。アップルパイクラブでは、実際に私たちと同じ空気を吸える場所を作ることで、生のドキュメンタリーを体験してもらうことを考えています。
私たちは既にJR池袋駅から徒歩8分の物件を「アジト」として契約しました。ここをダイハードな夢想家であり、jMatsuzakiの熱心な読者であるアップルパイの(つまり、あなたの!)居場所として開放します。
かつて青年だった頃の私は、自分の夢について想いを馳せるとき、または夢と現実とのギャップに思い悩むとき、スピーカーから大音量で愛すべきロックスター達のソングを流して布団を頭からかぶるのが日課でした。そうして自らの情熱に耳を傾けるときにだけ救われるような気がしたのです。
それは私にとってとても大切な時間でしたが、同時に孤独でもありました。その時間は好きなアーティストのライブに行くという行為とは明らかに質が異なるものでした(もっと悲しいことに、私が愛したロックスターのほとんどは来日しなかったのです…)。この現実世界に行き場のない、夢と情熱を共有する場所があればどんなにハッピーだろうと思わずに入られませんでした。
そのような場所があればと私は何度も夢見たものです。せっかくですから、それを私自身の手で作ることにしました。家と会社、家と学校の間に、夢と情熱の居場所を作ろうってわけです。
最強の布陣で提供するアップルパイクラブ
このサービスはとても私一人で形にできる規模のものではありませんでした。ですから多くの信頼できるカウボーイ達にバックアップしてもらっています。キーパーソンを紹介しましょう。
アップルパイクラブ支配人、KeiKanri
アップルパイクラブの支配人には盟友KeiKanriを迎えました。彼はjMatsuzakiバンドのマネージャーであり、小学生時代からの無二の親友であります。
彼はシステム設計、コミュニティ運営、そしてオフラインの空気作りを強みとしているので支配人としてはベストなチョイスだと確信しています。
ドキュメンタリー動画の監督、橋本憲太郎
ドキュメタンリー動画の監督には橋本憲太郎氏を迎えました。彼は動画の精通しているだけでなく、jMatsuzakiバンドのことをよく知っている友人であり、jMatsuzakiという一風変わったバンドのドキュメンタリーを作るにはうってつけのカウボーイでした。
ちなみに、冒頭に掲載した動画「アップルパイクラブ 始動」は彼が制作したドキュメンタリーのサンプル動画です。是非ご覧ください。
これからのアーティスト活動に精通するベンチャー企業、ワールドスケープ
さらには未来の音楽アーティスト活動について模索を続ける会社「株式会社ワールドスケープ」が全面的にこのサービスをバックアップしてくれています。
株式会社ワールドスケープは「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションとした会社です。アーティストの音楽活動をサポートするバーチャル・プロダクション「Frekul」やリスナーの好みを学習して未知の音楽を聴かせてくれるアプリ「Lumit」をはじめ、数々の音楽サービスを手がけています。
マスメディアの衰退とともにCDの売り上げが激減し、これからの音楽アーティストの活動についてますます正解が分からなくなっている今、彼らのバックアップは大変頼もしいものです。
jMatsuzakiの新しい物語をお楽しみに!
私が言いたいのは、jMatsuzakiの新しい物語がはじまったということです。いつからか私の胸いっぱいに広っていたあの甘美な夢を現実化すべく、次のステージに向けて新しい活動の中枢となる場所を作っていくことに決めました。19世紀後半、かつてフランス画家にとって登竜門であった保守的な官展サロン(サロン・ド・パリ)に対抗すべく、後に印象派と呼ばれるようになる数名の画家たちが安っぽいカフェではじめたあの運動のように。
あなたがついて来ようがついて来まいが、私は後ろを振り返ったりしません。
貴下の従順なる下僕 松崎より