私の愛しいアップルパイへ
「何がいつ始まって、何がいつ終わるというのか?」
私が安易に厭世主義に陥ろうとしていたのはもう何年も前の話です。
私が厭世主義者になることを諦めたのは、私の根底に燃えるような情熱と確然たる願望が眠るのを自覚したからでした。
それ以来、私の興味の中心は「本当に価値ある行動とは何か?」と「その行動に注力する方法は?」の2つです。
タスクを実行に移す時は”緊急度”と”重要度”で4つに分類する
今日が何の日かは分かってますよね?いえ、違います。不正解です。
今日はアシタノレシピにおける私の連載日です。今回この愛すべきブログメディアに投稿したのは「タスクを実行に移す時は”緊急度”と”重要度”で4つに分類する(前編)」というものでした。
ここで紹介している時間管理マトリクスの概念は、我がタスク管理手法における中心的な役割を担っています。
具体的な活用方法は「後編」として来週の連載で書きますので楽しみにしていて下さい。
そこで今日は「7つの習慣」を引用しながら、上記の記事の前提となる重要な概念について補足しようと思うのです。
何に対して緊急で重要か?
時間管理マトリクスは、緊急度と重要度の掛け合わせによって作られています。
あなたなら直感的にこの”緊急”と”重要”の概念を理解できるかと思いますが、一度立ち止まって考えて見ましょう。
「何にとって緊急で、何にとって重要なのか?」についてです。
この答えは7つの習慣における第二の習慣、”目的を持って始める”の中で解説されています。“緊急”と”重要”とは、自身のミッションステートメントにおいて”緊急”か”重要”かだと。
そして原著ではミッションステートメントをこう定義しています。
ミッションステートメントはあなたの憲法であり、しっかりとしたビジョンと価値観の表現である。自分の人生すべてを計る基準になるのである。
領域ごとにとるべき態度と結果
アシタノレシピでの投稿で私はこう書きました。タスク管理のゴールは、”備え”の時間を1分でも1秒でも増やすことです、と。
第二領域である“備え”の時間に重心を置くこと。それはすなわち”幸福である”ということです。
この原則をより明確に理解頂く為にも、7つの習慣の中で言及されている“他の三つの領域に重心を置いた場合の結果”について紹介しましょう。
“第一領域 = 憂い”の時間に重心を置いた場合
“憂い”の時間に重心を置いた場合、これは忙しさに溺れている状態です。自ら望んでこの領域に重心を置くことは無いでしょう。
問題と危機と、そして締め切りに追われるギリギリの生活です。7つの習慣ではこう表現されています。
それはまるで強く打ち寄せてくる波のようなものだ。大きな問題が出てきては、あなたを叩きのめす。そして、立ち直ろうとしているところに次の波が寄せてきて、また倒されてしまう。毎日、様々な問題に振り回されて生活し、やがて疲れ果ててしまうのだ。
そしてここに重心を置いた生活の逃げ込み先は、無意味な”憂さ晴らし”です。“備え”をまったく無視し、自ら不幸になっていくのです。
“第三領域 = 穀潰し”の時間に重心を置いた場合
“穀潰し”に重心を置く生活とは、周りの期待に振り回される生活です。
自分にとって重要でないものを他人から押し付けられ、期待に応えようとして”備え”の時間を浪費するのです。この生活から脱却するには“ノー”と言える勇気を持たねばなりません。
最も恐ろしい結果は、緊急だが重要でない”穀潰し”を、緊急で重要である”憂い”と勘違いし、無駄な時間の内に人生を埋めてしまう点です。
“第四領域 = 憂さ晴らし”の時間に重心を置いた場合
“憂さ晴らし”に重心を置いた生活の不健全さはもはや説明の余地は無いでしょう。
7つの習慣では”憂さ晴らし”に重心を置いた生活の末路をこう表現しています。“基本的に無責任な人生を送ることになる”と。
何に対する”無責任さ”でしょうか。それは”自分の人生に対する無責任さ”です。
夢見るリアリストの本領
来週の連載ではこれらの概念をシステムに組み込み、仕組化する方法について紹介する予定です。
“夢見るリアリスト”の本領発揮といったところです。どうぞお楽しみに。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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