私の愛しいアップルパイへ
時間管理マトリクスを活用していますか?
時間管理マトリクスとは、これは上に掲げた“重要度”と”緊急度”との掛け合わせによって作られる4つの領域のことです。
あなたがタスク管理というものをミッションや目的、目標と結びつけて管理しているなら、この概念は有効なフレームワークとなります。
時間管理マトリクスをタスク管理に活用する
上述した時間管理マトリクスをタスク管理に活用する方法は、アシタノレシピに掲載した以下2つの記事が本編です。
タスクを実行に移す時は”緊急度”と”重要度”で4つに分類する(前編)
タスクを実行に移す時は”緊急度”と”重要度”で4つに分類する(後編)
今回はこの愛すべきブログ上で、あなただけにこっそり応用編をお教えします。
上記2つの記事では、TaskChuteを用いてタスクを”憂い”、”備え”、”穀潰し”、”憂さ晴らし”の4つ領域に分類し、定期的に割合を分析する方法をご紹介しました。
作業時間を記録して、過去の割合をチェックするだけならTogglなどの時間計測ツールでも可能です。実際私は以前Togglを使ってやっていました。
しかし私が今TaskChuteにこだわっているのは、過去のチェックに加えて未来の時間までチェックできるツールだからなのです。
“備え”の時間を掴みとる
私は毎朝”今からやること”をToodledoからTaskChuteに転記しリスト化します。
当然ですが、この時24時間全ての行動を転記するわけではありません。なぜなら“今からやること”のほとんどは朝起きた時には既に転記されているからです。
入浴や掃除、洗濯や睡眠などはほとんどの人は事前に既にやることとして決定されているでしょう。それが書き出されているか書き出されていないかの違いに過ぎません。
毎日のランニングも、週に三度の筋トレも、寝る前の瞑想も、ブログの更新も、ほとんどの行動は既に決まっていることなのです。
“備え”の時間を増やしたかったら空き時間を事前予約して、自ら”備え”の時間を掴みとらねばなりません。空き時間が無ければ”穀潰し”や”憂さ晴らし”を減らすか、さもなくば”備え”を諦める必要があります。
TaskChuteはフラットな目線で、これらの時間の使い方を可視化できるツールなのです。
全ての行動がそこにあり、大理石像の如く整然と並んでいます。これからの1週間で出来ることに対して、過度な期待を抱くことも、必要以上に悲観することも無いのです。
“備え”られるということ
場当たり的に”憂さ晴らし”に走らず、”備え”のバランスを考えられる。こんな理想的なツールを私は他に知りません。
これから1週間の時間の使い方を把握している状態。そして完全にコントロールできている感覚。この”自由さ”がもたらす快感を是非あなたにも知って欲しいと私は切に願うのです。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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タスクを実行に移す時は”緊急度”と”重要度”で4つに分類する(中編)
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