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私の愛しいアップルパイへ
稀に人と会ったとき「おお、パイドロスよ!貴様の妙ちきりんな文章はいったいどこから生まれてくるのか!?」と聞かれることがあります。
これは実に良い質問です。この世で最高の質問のうちの1つです。なぜなら私は”なんとも言えないユーモラスな奇妙さ”を表現することに、ほとんど全てのパワーを注いでいるからです。
いいでしょう。今日は機嫌が良いんです。私が日々いかにして妙ちきりんな文章をでっち上げているか、そのポイントをあなただけにご紹介することにしましょう。
ひと癖ある文章を作成するために私が気を付けている3つのポイント
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1.Coooooolなフレーズはリスト化する
まず大切なのは、直感的に「Cooooool!」だと感じたフレーズは即時メモしてリスト化しておくことです。この日々の地道な積み重ねが蓄えになります。
私は気に入った単語と比喩について、それぞれリストで管理しています。
▼Ernveoteでのリスト管理
▼リストの量が増えてきたらGoogleドキュメントの「スプレッドシート」や「テーブル(ベータ版)」を用いるのもオススメ
リストへの追加を日々徹底することで、ボキャブラリーを増やしておくのと同時に、妙ちきりんなフレーズに対する感度を上げるのです。
そうすれば、いずれは蛙がグッグッグッグとラッパを鳴らすように、次から次へと妙ちきりんな文章を生み出せるようになるでしょう。
2.インプットを変える
アウトプットを変えたいのなら、その鉄則はまずインプットを変えることです。
映画や音楽や文学や絵画など、普段好んで読んでいるものとはまったく違ったものを意識的にインプットにすると、自然とアウトプットが変わっていきます。
例えば私の場合、よく読むビジネス書とは別に「ベルトルト・ブレヒト」なんかが大好物で、影響を受けています。
妙ちきりんなインプットは、やがてコーヒーに注いだミルクが隅々まで溶け込むようにあなたの頭に沁みこんでいくことでしょう。
3.場面設定を考える
場面設定することで文章が降りてくることもよくあります。
自分が妙ちきりんな世界の住民だという想像を膨らませれば、冬の次に春が来るように自然と文章が生まれてくるのです。
例えば、今あなたが「草原を駆けるカウボーイ」だったら何て話すでしょうか。
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あなたのデリケートな頭の中にいくつもの妙ちきりんな世界を創造できれば、尽きせざる噴水の如く欠乏に悩むことはもうなくなるでしょう。
妙ちきりんな世界へようこそ
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あなたは必ずしも妙ちきりんである必要はありませんが、もしひと癖ある文章を書きたいと欲するのなら、一番のポイントは妙ちきりんであること自体を楽しむことです。
この記事があなたの”何とも言えないユーモラスな奇妙さ”を開発することを願って。
貴下の従順なる下僕 松崎より