Evernoteは素晴らしい!音楽家のネタ帳に使う[1.Evernoteとの出会い編]

カテゴリ: エバーノート活用
サルバドール・ダリ 《聖アントニウスの誘惑》 (1946)

サルバドール・ダリ 《聖アントニウスの誘惑》 (1946)

 

私の愛しいアップルパイへ

 

あなたは自分にとっての大切な出来事をきちんとメモしてますか?

 

私は日々起こった事や思いついた事をEvernoteというツールに保存しています。デカい仕事の話からしみったれた人生のグチまで、とにかくあらゆる事を保存しています。

 

音楽家にとってメモってのは貴重で重要で欠けかけがえの無い宝です。魂と情熱そのものです。

 

新曲の構成や、今後取り組みたい技法などのアイデア、本で学習した内容、曲作りのノウハウなど、もし全てを失ったらと思うと背筋がゾッとするような、我が血と肉がそこには保存されています。

 

この心から愛するEvernoteを私がどの様に使っているのか、今回から数回に渡って紹介していこうと思います。

 

今回は感動の出会い編です。

 

 

メモする習慣が人生を切り開く

 

もともと私は決してきちんとメモする様な人間ではありませんでした。

 

何かアイデアを思いついても頭の中で記憶したままにしていたり、適当な紙にメモして忘れ去ってしまったり、そんな扱いでした。それでも覚えていないといけない事はちゃんと覚えてると思ってたから驚きです。今では心底後悔しています。あの頃から思いついた事の全てをどこかにしっかり溜め込んでおけばと、、

 

その頃は何かを特別メモする必要がある時、例えば重要な曲のアイデアやタスクなどについてだけは、携帯メールの下書きに保存していました。ある日携帯をiPhoneに変える事になり、同じようにメモできるようなアプリが無いかと探して出会ったのがこのEvernoteだったのです。

 

その頃すでにEvernoteは大変な人気ツールになっていましたが、最初の頃はイマイチ使い方もわからず、思いついた事をごく稀にメモする程度でした。

 

そんな感じでスタートし、少しずつ少しずつEvernoteとの距離が縮まっていきました。いつしかこの「いつでも」「どこでも」「なんでも」メモできるツールは我が音楽活動にとって最も重要なツールとなりました。それはつまり私の人生にとって最も重要なツールとなったという事です。

 

Evernoteと仲良くなってからは思いついた事を全てEvernoteに保存する様にしました。それが本当に必要かどうかなんて事はさほど気にせず、思いついた事、気になった事の全てをその場でやみくもにEvernoteに保存する様になった時、頭の中が真に空になって素晴らしい爽快感が私を包みました。

 

あの快感、あの悦楽を今でも覚えています。

 

この体験、恐らく小学生低学年の頃の一人でゴム人形で遊んでいたあの時以来の出来事だと思います。

 

 

最初につまずくのは何をメモするか

 

失礼、つい力が入って前置きが長くなりました。

 

「いつでも」「どこでも」「なんでも」メモできるこの神秘的なツール。

 

Evernoteを使うにあたって良くつまずくのが、何をメモするかだと思います。

 

通常の紙のメモなら特に迷う事も無く使えるのに、それがデジタルになったというだけで急に使い道がわからなくなります。

 

もちろん私も最初はそうでした。なんでもメモできるツールと言われても何をメモすれば良いかわからず、結局メモツールがある事なんて忘れて、紙にメモするんです。

 

次回は私がEvernoteを使っていく中で、この問題についてどういった意識で取り組んでいるかをご紹介します。

 

次回予告としてポイントを2つ挙げておきます。

 

1.何に役立てる為の情報か?

2.どんな種別の情報を入れるか?

 

貴下の従順なる下僕 松崎より

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