photo credit: Mancha Extraña via photopin cc
私の愛しいアップルパイへ
私はTaskChute2というツールを使って、緊急度と重要度によって分類される第一領域~第四領域それぞれの実績時間を計測しています。目的は、緊急ではないけど重要なこと(=第二領域)により多くの時間を割くようにするためです。
この記録をコツコツためてみると、第二領域に時間が割けるパターンと失敗するパターンが見えてきました。今日はその中でも第二領域の時間がとれなくなる一番ありがちな失敗パターンを整理してみます。
第二領域が確保できなくなる一番ありがちな失敗パターン
面白いことに、大抵の場合は第二領域の時間がなくなるメカニズムは以下のような驚くほどシンプルでした。
1.第一領域(緊急かつ重要)が増える
2.その反動で第四領域(緊急でも重要でもない)も増える
3.結果、第二領域に割く時間が残らない
図にすると以下のような流れです。
▼まず、余裕があるときなら誰でも第二領域に割ける時間を多めに確保できます。
▼それが、何かの手違いによって第一領域が暴走して膨らんできます。
▼第一領域に緊急で対応して徐々に落ち着いてくると、今度は第四領域が膨らんできます。それはギャンブルかもしれませんし、過剰な飲み会かもしれませんし、長時間の睡眠かもしれませんが、とにかく疲れ果てて現実逃避したくなるわけです。
▼第一領域と第四領域が増えた分は他で調整せざるを得ません。第三領域は緊急事項なので減らせませんから、結果的に第二領域が確保できなくなるわけです。
第一領域が暴走する3つの失敗パターン
第二領域の時間がとれなくなるのは様々な原因があるように思えますが、記録を振り返ってみると毎回見事に同じ失敗パターンに陥っていることが分かりました。
きっかけは常に第一領域の暴走にあります。この原因も分類してみると大きく3つに分けられそうです。
1.人からの依頼対応
2.差し迫った仕事の期限
3.予期せぬ緊急トラブル
問題を理解することができれば、もう問題は解決したも同じです。問題点がわかれば改善策を打つのは容易になるからです。記録と振り返りが持つパワフルな効果を再認識させられました。
貴下の従順なる下僕 松崎より