私の愛しいアップルパイへ
RescueTimeの連載も5回目を迎えました。
トップのお兄さんの画像にも大分愛着が湧いて来たのでは無いでしょうか。神経質そうに真ん中で分けられた髪型。電話しながら時計を見る全体的に大げさな動作。そして何とも言えない演技めいた表情。うう~ん、愛おしいですね。
さて、前回の記事までで、あなたはRescueTimeの素晴らしさに胸を打たれ、そしてRescueTimeへのデータ収集を開始した事と思います。
今回は、RescueTimeで収集したデータに意味づけしていく設定を解説します。
機械的に収集したデータに意味を与える
RescueTimeではどのツール(もしくはWebサイト)にどれだけ時間を割いたかを収集します。しかし、これらのデータをただ見つめていただけでは意味がありません。機械的に収集したデータは単なる数字の羅列に過ぎないからです。
ですから、そのツールを使っている時間が自分にとってどんあ意味があり、その時間が有益であったか、無益であったか判断する必要があります。
例えば、仕事に関わっていた時間を示すのか、それとも休憩時間だったのかなど、もっと”人間視点”でデータを見える化する必要があるでしょう。
そこで良いニュースです。
RescueTimeはこのような”人間視点”でデータを分類できます。
データを”人間視点”でとらえる
RescueTimeはデータに対するこのような”人間視点”の意味づけを3つの項目で設定します。
それは“Activity”、”Category”、”Productivity”の3つです。それぞれの意味を簡単に説明しましょう。
・Activity … ツール名またはWebサイト名を示す最も詳細な単位です。例えばMS ExcelやToodledo、Evernote,,,などです。
・Category … いくつかのツールやWebサイトをまとめるカテゴリーで、2階層まで作れます。例えばBusinessやSocial Networkingなどです。
・Productivity … これがRescueTimeのユニークな機能です。カテゴリーごとに生産性のスコアを5段階(+2,+1,0,-1,-2)で設定できます。
関係を図にしてみます。
Categorize Activities
概念は理解できましたでしょうか。それでは設定方法を説明していきます。
設定画面には、画面右側「SETTINGS」フレーム内の「Categorize Activities」から遷移可能です。
移動すると今まで使用したツールの一覧がずらっと並び、その横にCategoryとProductivityが表示されています。
Categoryはプルダウン、Productivityは“+”と”-“ボタンでそれぞれ設定変更が可能です。
尚、全てのCategoryリストを表示したい場合には、以下の手順で表示できます。
画面右側「SETTINGS」フレーム ⇒ 「more settings」ボタンをクリック
「Categories」タブをクリック
Categoriesリストが表示される
分析してみよう
ちなみに、新しく使用したツールやWebサイトには、RescueTimeが自動でCategoryとProductivityの初期値を設定します。例えばTwitterであれば、初期値として「Social Networking」カテゴリに分類され、生産性は”-2″に設定されます。
この初期値は結構な精度を持っており、自分で再設定しなくても中々どうして悪くありません。
とはいえ、このCategoryとProductivityは、週に1度か月に1度くらいはザッ見直す必要があるでしょう。
さて、これで分析の準備は整いました。次回からはデータのグラフ化を解説していきます。
貴下の従順なる下僕 松崎より
ネクストッ! >> 闇に葬り去られた時間をクラウドで救う!RescueTimeのデータをグラフ化しよう!!
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