私の愛しいアップルパイへ
先般ご報告しました通り、東京ライフハック研究会Vol.8でライトニングトークをやらせて頂きました。
今日はそこでお話した内容をあなたに向けてもう1度整理してみます。
ライトニングトークとは?
東京ライフハック研究会では、講演を聴くのとは別に参加者から数名の希望者を募って行う「ライトニングトーク」というコーナーがあります。
ライトニングトークのルールは実に単純です。
“5分間で自由にプレゼンする”
これだけです。話すテーマも使う資料も自由です。甲冑を着てきても良いし、ラテン語で話したって構いません。極端な話、何も話さなくたって構いません。
とにかくこの貴重な5分間で何かを伝えることです。それだけがLTのルールです。
私がLTで話したこと
今回私は「時間の足りないあなたへ、頭を使って「ミクロ時間」を活用する方法!!」と題して、スキマ時間とすら言えない小さな空き時間(=ミクロ時間)に頭を活用する方法について演説してきました。
当日使ったスライドと、話した内容の全文を以下に掲載しますので、どうぞ読んでみて下さい。
使用したスライド
時間の足りないあなたへ、頭を使って「ミクロ時間」を活用する方法!! [slideshare id=11695499&w=425&h=355&sc=no]
LT発表内容
諸君!(静かになる)ゲフンッ、、、失礼、、、皆さま(万遍の笑みで)
私が本日光栄にもこのような場に立って、みなさまに雄弁にも語りたい内容はシンプル、実にシンプルです。それは時間の足りないあなたのため、頭を使ってミクロ時間を活用する方法です。
それでは始めましょう。「私の愛しいアップルパイへ」、、、失礼、、口癖なんです。
ミクロ時間とは何か?私はある日気づいたんです。私たちには今まで無意識の内に浪費してきた時間があると。それはスキマ時間とも言えないような、より小さな、ミクロな時間のことです。
あなたにもきっとあるはずです。例えば、家を出てから自転車に乗るまでの時間とか、エレベーターで1階から6階に上がるまでの時間とか、それがミクロ時間です。
それではミクロ時間はいったい何に使えるのか?それは、頭を使うんです。頭で考える時間にするんです。
頭で考えるだけならいつでもどこでもできます。道具も要らなければ誰にも邪魔されません。そしてなんと言っても、、、頭を使うことの重要性はあらためて説明するまでも無いでしょう。
音楽家がその甘美なピアノソナタの最初の一音を奏でるとき、音楽は既に頭の中で1度創られている。科学者がその偉大な論文の一文字目をタイプするとき、論文は既に頭の中で1度創られている。
あらゆるものは最初に頭の中で創られる。ミクロ時間を頭で考える時間に宛てることができれば、作業時間が増え作業効率が上がるのです。
では「どうやって?」。実に良い質問です。「どうやって?」はこの世で最高の質問のうちの1つです。それでは方法をお教えしましょう。リッスン!
やり方は簡単。自分に対して外部から定期的にメッセージを送ってやるのです。今考えるべきことは何かを、メッセージを送って思い出させるのです。
手段は問いません。自分に対して電子メールを送るのも良いでしょう。愛用の手帳の今日の日付の欄に書いても良いかもしれません。
例えば私の場合、毎朝今日1日かけて考えるべきことを決定し、この愛すべきiPhoneに毎時間、ポップアップが表示されるよう設定してあります。
ちなみに今日なら「2か月後、4月21日に開催されるアシタノレシピセミナーで講演する内容を何にしようか?」です。
是非とも皆さまも明日から、いや今日から試して頂きたいと思います。きっと、驚くような効果を体感できると約束しましょう。
さて、まだ少し時間があるようなので、ここからはちょっとした補足です。ネクストッ!
私はこの習慣に、単なる作業効率アップという意味以上の価値を置いています。
考えてもみて下さい。日常的に「先週のゴルフが楽しかった」とか「今日入ったレストランの店員が可愛かった」とか、そんなことを考えている人間と、今本当にやるべきことを日常的に考えている人間。
この2つの習慣が生み出す差は、人生レベルでの大きな差に繋がると私は確信しているんです。
最後に、ある本からの興味深い引用をもってこの演説を終わりすることとしましょう。「ユダヤ人大富豪の教え」からの一節です。
健康に気を使う人は、口に入れるものに注意する。食べるものが身体を作ることを良く知っているからだ。
だが、人生の健康を望む人間のほとんどが、頭に何を入れるのかに、さっぱり注意しないのは不思議でならない。
素晴らしい人生を生きたければ、頭に幸せのもとになるような考え方を入れることに気をつけなければいけない。
以上、ありがとうございました。
あらたなる快感に目覚める
普段はほとんど人前でプレゼンしたりなんてことが無いため、大変貴重な経験をさせて頂きました。トップバッターという大役を与えて下さったスタッフの方に感謝です!
人に直接何かを伝えようとする行為は実に快感です。これから少しずつ伸ばしていきたい能力だと思っています。これからも機会があれば貪欲に挑戦していきたいものです。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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