挫けそうな時に読みたい！心が折れそうな時に効く金言リスト[その3]

13年前

　
私の愛しいアップルパイへ
　
デカい仕事を前にして、その目標の高さに怖気づいてしまう事はありませんか？
　
引き続き、映画に学ぶ「挫けそうな時に読みたい！心が折れそうな時に効く金言リスト」シリーズ第三弾をお送り致します。
　
初めての方は第一弾、第二弾もご覧下さい。

挫けそうな時に読みたい！心が折れそうな時に効く金言リスト

挫けそうな時に読みたい！心が折れそうな時に効く金言リスト[その2]
　
今回参考にした映画はこちら

摩天楼を夢みて [DVD]

オルスタックピクチャーズ 2011-01-28by G-Tools

◇「アル･パチーノ　今を生きる野心家編」

　
このシリーズもついに第三段を迎え、これで最終回となります。今回は最終回に相応しいあの方のご登場です。
　
名付けて「アル･パチーノ　今を生きる野心家編」です。
　
この冴えない営業所で働くセールス・マンの内、唯一仕事が出来る男で、言わばエースです。コネで入社した上司もこのお方には頭があがりません(この上司を演じるのがケビン・スペイシーで、またコレがはまってるんだ)。
　
今まで紹介した人物とはまた一味違う役割を持ったこの人物はまさに野心家タイプで、今を生きる男です。自分に自信たっぷりで、世界は自分を中心に回っていると思っています。
　
映画の冒頭、口を開けたと思ったらこのセリフです。
　

「おれは世間に逆らうのが好きでね。人が右と言ったらおれは左を向く。」

このベタなセリフもアル･パチーノが言うと様になります。自分の価値を理解しない世間に腹が立ったら思い出したいセリフです。
　
この後もきわどいセリフがジャンジャン出てきます。一つ一つ見ていきましょう。
　

「汽車の客室はみな小便の臭い。それに慣れちまう。最悪の思い出だ。」

なにか刺激が足りない。そんな時に読み返しましょう。
　

「やりたい事をせねば悔いが残る。”ゲイの引け目？”誰だってその気がある。盗みをした？それが何だ。
中産階級の道徳観なんかクソ食らえだ。浮気をした？開き直っちまえ。幼女を犯した？だから何だ。
絶対道徳？あるかもしれん。だから何だ。道徳を信じるなら実行しろ。
悪者は地獄へ落ちる？そう思うなら善人になれ。地獄はこの世にある？同感だ。だが、おれは落ちない。それがおれだ。」

とにかく悔いが残るくらいなら好きな事をやってやる。決断の時に読み上げたいセリフですね。
　

「人生って何だ？将来を見るか、過去を振り返るか。結局はそのどっちかだ。現在はどこに？」
「人は何を恐れてる？何かを失う事。銀行の倒産、病気、ワイフの飛行機事故、株の暴落。そんな事が起こるか？なのにそれを心配する。なぜだ？」

今この時の出来事を一つ一つ大切にすべきだ。そんな事に気づかせてくれます。
　

「死んで墓場に何を持っていける？いろいろため込んで、、どうなる？何が自分の物になる？貯蓄。物をため込むだけで何にもならない。
不安だからため込むだけで、何にもならない。そうだろ？株券、債権、美術品、不動産、ただのチャンスだ。金を儲けるチャンス？
金を損するチャンスかも。自分が欲深い事を知るチャンス。ただのチャンスに過ぎない。その場限りの気休めなのさ。」
「おれは客を捕まえこう言う。”いい物件があります。ぜひ見て下さい”。だから何だっていうんだ？それがこの世だ。」
「契約の話は忘れろ。おれが契約の話をしてるか？それよりあんたの話を。あんたの人生はあんたのものだ。」

ただ金や物を得るだけが人生の目的では無い。行動こそが人間の価値を規定する。我々にそう強く訴えかけるセリフです。
　

「君をはずかしめた？それは悪かった。謝るよ。負け犬の泣き言を聞いてる暇はなくてね。」

将来に漠然とした不安を感じたらこれらのセリフを思い出しましょう。
　

「結婚は契約だ。だが、それ以外はあんたの自由だ。そう思う事を恥じる必要はない。奥さんを裏切る事でもない。ビクつくな。あんたの人生だ。」

人の為に自分の好きな何かを諦める必要は無いという事です。
　

「貴様はクソだ！その頭は空っぽか！薄汚い野郎だ！誰のコネで誰のケツをなめてんのかは知らんが、貴様はクビだ。おれたちは必死で働いてる。
貴様はおれたちを助けるために雇われてるんだ。おれたちの足を引っ張るためじゃない！世の中に出て戦う男を助けるんだ！ゲイの　おべっか野郎め！」
「貴様はこの商売の第一のルールを分かってない。”状況も分からず話に口を出すな”って事だ。貴様はガキだ。」
「どいつもこいつも愛想が尽きる。つまらん仕事にしがみついてる姑息な奴ら。どこに冒険が？おれたちは絶滅しつつある男たちの最後なんだよ。だから、だから、、助け合わねば・・・」

友人や仲間たちと最近何かうまくいかないなと感じたら、このセリフを自分に言い聞かせましょう。
　

「シェリー、前から君と話そうと思ってた。ずっと前からな。”ベテランのシェリー”、おれはそういう男を尊敬する。なぜ今まで口にしなかったのか。もっと早く言うべきだった。…(中略)…おれが言うのは生意気だがすばらしかった。年季が入ってる。おれのツキ？先輩にはかなわん。脱帽だよ。」

世話になった上司や先輩への感謝を忘れそうになったらこのセリフを思い出しましょう。
　

◇「ここぞ！という時に読み直す」

　
いかがだったでしょうか。驚くべき事にこのアル・パチーノのセリフは客との商談の中で発せられたものです。常軌を逸してます。
　
　
さて、人生はうまくいかない事の連続です。人生は過酷だからです。
　
しかしそのうまくいかない事から逃げ出そうとするよりも、立ち向かって行く事の方が多くの場合マシな結果を生みます。
　
それでも挫けそうになった時、心が折れそうな時、自分の目の前にそびえ立つ”クソ”から逃げ出したくなった時、そんな時はこれら「摩天楼を夢見て」の金言を読み返し、自分を奮い立たせて下さい。
　