タスク管理や時間管理の先にあるものが「仕事効率化」なら誰も見向きもしなかったであろう

Time to go home
photo credit: Alan Cleaver via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

私は定期的にタスク管理や時間管理に関する記事やセミナーを開催しています。

それらの活動をいったいどんな目的で開催しているのか。今日はそんなことをあなたに向けて書き綴っていきます。

仕事効率化なんて学ぶ気になるか?

会社に所属していた頃、同僚の多くの人が疑問に思っていたことでしょう。

「あいつは何で休みを削ってまで仕事を効率化しようとなんてしてやがるんだ?」「そんなことのために時間費やすだなんて、勉強熱心でめでたい野郎だ。」

その気持ちはよく分かります。特に、仕事を1つや2つ効率化したところで、仕事の成果と直結しない場合には、ひどく奇妙な人間に見えたことでしょう。

タスク管理や時間管理を学ぶなんて、きっとなんとも無駄な努力に見えることでしょう。

仕事の効率化に向かうな

そんなとき私は1つの話をすることにしています。

タスク管理や時間管理の先にあるのは単に仕事を効率化するためのものでは無いという話です。

もし単に仕事を効率化するだけの技術だとしたなら、きっと休みを使ってお金を払って、勉強会やセミナーに参加してくれる方など1人も居ないでしょう。

多くの場合、そんなことしたって給料は上がらないからです。

実際、私のセミナーや勉強会に参加してくださっている方々はまったく別の目的を持っているのです。

それは「仕事を効率化すること」でなく「意義ある人生に向かうこと」です。

「意義ある人生」

なんて甘美な響きでしょうか。

きっとあなたも「意義ある人生」に向かいたいと思ってるはずです。あるいは「夢」と置き換えてもいいかも知れません。

例えば私の場合なら、それは”音楽”により多くの時間を割くことです。

なにも高い目標に向かう必要はありません。家庭生活を充実させることでも、健康を維持することでもいいのです。「意義ある人生」はすぐ目の前にあったりするものです。

“仕事”という範囲に囚われず、人生全体を俯瞰して“今最も重要なこと”に時間を割くための手法。それを私は模索し、伝達せんとしているのです。

意義ある人生に向かえ


photo credit: Vicki & Chuck Rogers via photopin cc

自分が開催したり参加したりしているセミナーや勉強会を見ていると、全ての人がタスク管理や時間管理の技術に興味があると錯覚しがちになります。

しかし、一般的な視点でみるとそれらはまだまだ”奇妙な趣味”に見えてることと思います。「なんて馬鹿げた趣味だ。面白みに欠ける」。そう思う人も居るでしょう。

しかしそれは「仕事を効率化すること」を目指しているからだと思っているからではないでしょうか。私が目指しているのは「意義ある人生に向かうこと」です。

タスク管理や時間管理、今までそういった分野にまったく興味の沸かなかった方に、少しでも声が届けば幸いです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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