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私の愛しいアップルパイへ
あなたは私のことを常にやる気に満ち溢れていて、怠惰とは無縁で、情熱に満ちあふれていて、神秘的で超人的で最高にCoooooolな人間だと思っているかもしれません。たしかにそれはほとんど限りなく正解に近いといっても過言ではないはずですが、私だって人間ですから気分にムラがあるのは確かです。
なんとなく気分が落ち込んで、やる気が減衰して、それまでは溌剌として取り組んでいた仕事の魅力もすっかり失われてしまう時期だってあります。訳もわからず悶々としながらどうにかこうにか足をひきづりつつ歩いているときだってあるのです。
私の良いところは、そんなときに「なぜ人生はかくも非情なのか!!」と叫んですべてを投げ出そうなんてことをしないことです。私はこの状況を抜け出す突破口を知っています。それは「小さな変化」を起こすことです。詳しくお話しましょう。
現状維持から抜け出して小さな変化を起こす大切さ
「このまま行けば、どエライことになるぞ!」と確信して始めたことが、1ヶ月も立たないうちにすっかり色あせてしまったなんて経験は誰もがあるでしょう。好きで始めたことが、いつの間にか退屈な業務に成り果てたこともあるのではないでしょうか。もしくは日常すべてが面白味に欠けた茶番に思えてウンザリしているなんて人も居るかもしれません。
人はどうしても安心感を得るために、なるべく同じやり方や知っているやり方で済ませたいと思いがちです。そうして「完璧なやり方」という妄想に取り憑かれてしまうのです。しかしそれは「現状維持という病」に毒されてしまうことでもあります。
人は自分で思っているより飽きっぽいものです。そして、結果の分かっていることほど退屈なことはありません。ですから、完璧と安定を求めれば求めるほど退屈を感じて情熱が薄れ、結果的に成果も生まれなくなってしまうのです。
どんな仕事であれ常に遊びは不可欠な要素なのです。いままでやり方とは違う新しい要素を盛り込むなどして、今までと違う結果を求め続けることが効果性の高い生活を送るコツってものです。
管理するより変化すること
ここで遊びという言葉の意味について考えておきたい。
遊びというのは規格外の動きのことである。
100%
by ジェームス・スキナー
人は遊びが大好きです。なにが起こるか分からない規格外の動きの中にこそ楽しさが眠っています。
にも関わらず多くの人が何かを管理することに躍起になり、すり減っています。それを「燃えつきた」と表現する人が居ますが、私から見れば燃えつきたのではなく「錆びついた」だけです。大切なのは管理することではなく、むしろ管理しないことなのです。
管理することより変化することに目を向けましょう。それは小さな変化でも良いのです。くだらないと鼻で笑ってしまうようなことだって構いません。むしろ、気楽にできる分くだらないことこそ進んで取り組むべきだと私は考えています。
貴下の従順なる下僕 松崎より