photo credit: skyseeker via photopin cc
私の愛しいアップルパイへ
年末年始といったら、1年の目標をたてるのに最適な時期です。目標ってのはいいものです。
将来に対する漠然とした不安に抗う術になりますし、怠惰な生活を律する軸になります。
しかし、妥当な目標をたてるのは思いのほか難しいものです。現実的過ぎず、適度に夢のある目標をたてるには、一定の難しさが伴います。
目標は「無かったこと」になりがち
目標をたてるときは気分がいいんです。未来だけを見ていれば良いのですから。しかし、時がたつと次第に現実と理想のギャップが見え始め、目標にはほころびが見え始めます。
そのうち目標を眺めるのも億劫になって、2月の中旬ころには「無かったこと」にされてしまうんです。達成できる見込みのない目標と向き合うのは非常に勇気のいることですから。
いずれ目標を達成できない自分に対する信用は落ち込み、そのうちもっともらしい理由を作って目標をたてることすら辞めてしまいます。誰しもが経験することです。
しかし、今年こそはそのような事態を回避せねばなりません!jMatsuzakiの名にかけて!!
現実的で夢もある「今年の目標」を
とはいえ、1年もあれば予期せぬ環境の変化もあるでしょうし、計画段階で全てを見通すことは不可能です。
それでも、可能な限り現実的で夢も見れる「今年の目標」をたてたいと考えるのが、あなたの良いところです。
今日は私が妥当な「今年の目標」をたてるときに気をつけていることを3つ紹介しましょう。
1.自分のアクションを軸にする
他人の行動に依存する目標を立てても、指をくわえて待っていることしかできません。ゆめゆめ忘れることなかれ。コントロールできるのは唯一自分の行動だけなのです。
ですから目標は自分のアクションを軸にたてるようにしましょう。他人の行動は、あなたがアクションした結果に過ぎないと考えるのです。
▼以下のサイトで分かりやすく解説されていますので、参考にしてみて下さい。
2.三種類に分類して目標をたてる
私の具体的な目標設定は大きく3つに分類できます。それぞれの目標の立て方を参考にしてみて下さい。
Ⅰ.重要なイベントの遂行
特定の時期までにイベントの遂行を目標とするものです。例えば「3月までにセミナーを開催する」や「7月のコンテストへ出場する」などです。この類の目標はさらに「○月までにどこまでやる」という風に細分化するのが良いでしょう。評価がしやすくなります。
Ⅱ.行動の積み重ね
小さな行動を積み重ねて目標値の達成を目指すものです。例えば「500冊以上本を読む」ですとか、「資格勉強に150時間以上費やす」などです。この類の目標も「1ヶ月ではいくつ」「1週間ではいくつ」という風に細分化するのが良いでしょう。
Ⅲ.習慣の定着
新しく習慣づけたい行動と頻度を目標とするものです。例えば「週に5回ブログを更新する」ですとか、「毎日ランニングをする」などです。
3.寝かす時間を設ける
私は目標を作成したあとに、一定期間目標を眺めるだけの時間を毎日とるようにしています。
こうすることで目標に対するアンテナが立つので、もっと妥当な目標や、新しい目標が閃いたりするからです。
目標を一気に作り上げるのではなく、最初はざっくり作っておいて少しずつ醸成していくようにするのがオススメです。
絶妙な目標設定を求めて
目標は作るのが重要なのではありません。1年通して寄りそいながら生活できることが重要なのです。
そのためには退屈過ぎず、しかし理想を求めすぎずな絶妙な目標設定をしたいものです。
今年は1年通して一緒に生活できる絶妙な目標をたてられるよう、共に悩もうではありませんか。
▼その他、年末年始の振り返りや目標設定などで私が取り組んでいることについては、以下のまとめ記事をご覧ください。
▼また、目標をたてるなら振り返りもセットで考えると良いでしょう。振り返りの方法については以下を参照ください。
貴下の従順なる下僕 松崎より