一年の振り返りに手間取ったなら、今年は記録を「丸めていく」習慣を作ろう

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私の愛しいアップルパイへ

年末年始になると一年の振り返りを行います。その時に感じるのは、いかにして短時間かつ的確に一年という長大な時間を振り返ることができるのかです。

振り返りに長い時間をかけると振り返り精度にムラが出ます。そして、重要なことを見落としているのではないかと思うと夜も眠れなくなってしまいます。

何のために振り返るか?

一年間の1分1秒を丁寧に振り返るには時間がかかりすぎます。一年以上かかりそうです。しかも、時間がかかると分かっていると手をつけるのも億劫になってきます。

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何のために振り返るかが分かれば、ポイントを絞って短時間で的確なレビューができるに違いありません。まず、私が振り返りを行う目的ですが、以下2点に集約されそうです。

・過去の過ちをもう一度繰り返さないようにする(馬鹿だと思われるのはご免だ)
・未来を切り拓くネクストアクションをあぶり出す(過去を懐かしむには私はまだ若い)

レポートを丸めて短時間でレビューする

上記2点の目的を念頭に置きながら重要なポイントだけを丸めながら振り返っていけば「ポイントを絞って短時間で的確なレビュー」が実現できないでしょうか。つまりこういうことです。

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1日の記録を1日の振り返りに丸め、1日の振り返りを1週間の振り返りに丸め、1週間を1ヶ月の振り返りに丸め、1ヶ月の振り返りを1年の振り返りに丸めるのです。

それぞれの振り返りをつなげるにはインターフェースが必要となります。それがレポートです。つまりこういうことです。

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それぞれの期間を上位のレポートに段階的に丸めて行くのです。一年を振り返るには12枚のレポートに目を通せば良いということになります。

これならポイントを絞って振り返れますし、記憶でなく記録に基づいているのでムラが出にくくなります。また、1つ1つの振り返りは30分~1時間程度で済むので、手をつけるハードルも下がりそうです。

来年の振り返りを今日から始めよう!

この方法のアキレス腱は、年末になって1年を振り返ろうと思っても遅いということです。

一日一日から教訓をあぶり出し、レポートに丸めていく習慣が必要なります。つまり、来年の振り返りは今日から始まっているということです。

今年、1年の振り返りに手間取ったなら、来年に向けて今日から少しずつ振り返っていくこの方法がオススメです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。