どうも、jMatsuzaki株式会社のだいち(ブログ:むーびんぐ)です。
「どうしても記録を取る習慣が続かない……」
このような悩みに対してお答えしていこうと思います。
結論からいうと、記録を取ることを習慣化するために大切なことは、「報酬」を設定することです。
本記事の内容▼
- 記録を取りつづけるのに「報酬」が欠かせない理由
- 「報酬」の具体例
なぜ記録を取ることを習慣化するのに「報酬」の存在が欠かせないのか
まず記録に限らず、どの習慣においても共通していえることは、「人は報酬のあることしかしない」ということです。
佐々木正悟さん著の「やめられなくなる、小さな習慣」で以下のような実験が紹介されています。
- ネズミを箱のなかに入れる
- その箱のなかにレバーを倒すとチーズが出てくる仕掛けをつくる
- 箱のなかのネズミは、レバーを何度も何度も倒すようになる
この実験の再現率は100%とのことでした。
レバー倒しを習慣化するネズミもいれば、習慣化しないネズミもいる、ではないのです。ハトにもネズミにもいろいろな個体がいるでしょう。しかし、性格が強いとか弱いとかは関係ない。意志の強さも関係ない。
(中略)
報酬がある行動を、人を含むすべての動物が「習慣化」するのです。佐々木正悟著「やめられなくなる、小さな習慣」より
習慣化には、性格も意志の強さも関係ありません。
我々は報酬がある行動を習慣化します。逆に報酬がない行動は習慣化しません。ただそれだけです。
なので記録を取ることを習慣化しようと思うならば、記録を取ることから報酬を得られるように設計すればいいのです。
「報酬」を意図的に得ようとする
記録を取ることから報酬を得ようと思ったら、具体的にどのような報酬を得られるのか、それをまず知ることが不可欠です。
厳密には記録を取り、それを振り返ることによって得られる報酬ですが、具体的には以下の5つが挙げられます。
- 1.「自覚」の力を引き出せる
- 2.「自分に対する見方」が書き変わる
- 3.レビューをすることで、自分の使い方がわかってくる
- 4.記録に残っているものが増えてくると、アイデアの種が増える
- 5.予実管理の習慣で、時間の使い方が上手くなる
詳細は以下の記事にまとめたので、興味があればご覧いただければと思います。
「報酬」さえ得られればどんなことでも習慣化は怖くない
私自身、記録を振り返ることからは多大なる報酬を得ていると実感しています。
なのでこれから記録を取ることを習慣化したいときは、
- まず実際に記録を取る
- 記録を振り返ることによって得られる報酬を、意図的に、そして積極的に得ようとしてみること
このステップがとても大事。
記録は振り返りをするために取るものです。
そして実際に振り返りをすることによって何かしらの報酬を感じられたら、記録を取ることは自然に続くようになるでしょう。
もしこの記事に興味がありましたら、以下の動画もおすすめですのでぜひ見てみてください。