photo credit: مجبور برحل عنك مجبور مجبور ابينلك خطاياك … كم قلت لك لا تعصي الشور حب اللذي حبك و يهواك via photopin (license)
私の愛しいアップルパイへ
▼夢を実現するロードマップについては、以下であなたにお話したとおりです。
今日はステージ2となる「本質をつかむ」について掘り下げましょう。
ステージ2.本質をつかむ
ステージ2は「本質をつかむ」です。本質というのは、自分の夢の核にあたるもののことです。
先に言っておきますが、誰一人として同じ夢を持っている人は居ません。夢は才能の表れだからです。同じ職業の人はいるかもしれませんが、あなたと同じ夢を持っている人は一人として居ないのです。ですから、その自分だけの夢を自分で掘り起こす必要があります。
例えば音楽家といっても、演奏をしたいのか、指揮をしたいのか、作曲したいのか、作詞したいのか、一人でやりたいのか、チームを作りたいのか、人から認められたいのか、自分を解放したいのか、など様々な要素があります。その中で「これこそ我が夢!これこそ我が道!」と確信できる答えを探して形にするのがこのステージです。
1)夢の条件を掘り下げ、絞り込む
夢を掘り下げる上でまず専念すべきは、自分の内面を掘り下げることです。無意識で考えていることや感じていることを自覚し、夢の本質を見極めていきます。ここでは講演や読書などを通していくら外部を探しに行っても大した答えは見つからないでしょう。最も注力すべきは自分と対話することです。これが最初のきっかけを作ります。
自分史を書いても良いですし、日記を書いても良いですし、コーチングを受けても良いでしょう。はじめは安易に「理由は分からないけど好き」という答えに辿りつくかもしれません。しかし、これはよくある勘違いです。
私はこう思っています。きちんと自分を掘り下げていけば、「なぜかは分からないけど好き」なんてことは無いはずだと。わけも分からず好きだと思っていたものは、過去のある地点の経験に紐付いているかもしれませんし、幼い頃から培ってきた価値観や信念と結びついているかもしれません。いずれにしても好きなことや嫌いなことには相応かつ正当な理由があります。その本質をつかむことです。
過去の私がそうだったように、多くの人はこういったことをやろうとしません。単純に面倒ですし、自分のことくらいはよく分かってると思いたいし、現実を見るのが怖い(自分の人生には神秘的で言葉にできないドラマがあると思いたい)からです。そこで一度立ち止まってじっくり自分を観察してみることが大切です。そうすれば、自分が何をすべき人間なのかが見えてきます。
2)最善を尽くして形にする
(1)に答えが出たら、それを実際に現実的な形にすることで、さらに夢に対する理解を深めていきます。
このステージでは、まだ時間面や金銭面や環境面で限界があるはずです。しかしながら、やりたいことがまったく形に出来ないなんてことは無いはずです。制限があるなかでも、自分の夢の本質を見事におさえたものはスモールスタートで作れるはずです。
店を開きたいのであれば、月に1度だけレンタルスペースを借りて店を開いてみましょう。学校を作りたいのであれば、モニターを募集して毎週末スポットで参加できる講座を企画してみましょう。音楽家になりたいのであれば自主制作のアルバムを作ってみましょう。
現状使える選択肢の中で自分の夢の最善の形を模索してみることです。これがあなたの夢の本質をさらに浮き彫りにしてくれます。きっと悩むはずです。何を妥協していいのか、何を妥協してはいけないのか。何が必要なのか、何が不要なのか。何を自分でやりたいのか、何を他人に任せたいのか。その葛藤こそがこのステージのメインテーマとなります。
そして、自分の夢の本質がつかめたらついに最後のステージです。
行動しながらブログに文章化することで本質をつかむ
私はまさに今このステージを遂行しているところです。
コーチングを受けたり、動画を撮影したり、ミッションを文章化したり、自分史を書きなおしたり、日記を書いたりすることで、我が夢に不可分な要素を絞り込んでいます。
また、バンドという形態での音楽活動をはじめることで、夢をかたちにしながら模索を続けています。
そしてそれらをやってみた結果をこの愛すべきブログに文章化してまとめることで、私の夢の本質がどんどん明確になっています。
自分の本心を探る旅は本当に驚きの連続です。好きなものがなぜ好きなのか、嫌いなものがなぜ嫌いなのか、なぜあの時あの行動をとったのか、圧倒的にインパクトのあった出来事は何なのか、なぜ今この状況にあるのか。今まで頭の中で曖昧だったものが明確になるにつれて、自分だけの道筋が照らしだされていきます。そして、信念と決意の力がグワッと湧いてきます。
ともにこの刺激的な冒険を楽しもうではありませんか!
貴下の従順なる下僕 松崎より