3ヶ月で6回ほど1対1のコーチングを受けてみたけどこれ自分の成長にえらく役立つぞ

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photo credit: modenadude via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

2ヶ月くらい前からテレイドスコープ主宰のよーんさんのコーチングを受けはじめました。

我がコーチはもともとイベントやセミナーなどでお会いしたことのある方で、顔見知りということもあって軽い気持ちで申し込んだのですが、これが予想以上に良かったのでご紹介します。

コーチングの実際の様子

コーチングと聞くとなんだか堅苦しくてハードルが高いように思うでしょう。私もそう思っていたんですが、まったくそんなことはありません。

まず、コーチングが実際のところどのように行われるのか見ていきましょう。

場所は普通のカフェ

私の受けているコーチングの場合、場所は渋谷にある広くて普通のカフェでやります。個室のようなところでやるより、適度に人気があるほうが緊張がほぐれます。

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Skypeによるコーチングも受け付けているようにですが、私は顔が見えたほうが話しやすいので、実際に会ってやってもらっています。

1回あたりの時間と頻度

時間は1回あたり60~90分くらいです。これを過ぎると集中力が切れてしまうので、最適な時間だと思います。

これを2週間に1回くらいの頻度でやっています。1回で集中的にやるより、濃くて短い時間のコーチングを定期的に受ける方が長期的な効果が見込めるからです。

我がコーチからは、まずは1セッション60分で6回ほど続けてみるのが良いとオススメされました。

当日のコーチングの流れ

コーチングは1対1で行います。

当日の流れとしては、最初にいま気になっている他愛のないことを吐き出します。さっきすれ違った人がどうだったとか、家出る直前に何があったとか、なんとなく頭の中にあることです。

これを「スペースチェック」というらしいのですが、本題に入る前に気になっていることを全て吐き出してクリアな状態を作るのです。

その後、本題に入ります。私の場合は毎回1つのテーマを決めてきて、当日そのテーマに沿ってコーチングしてもらいます。テーマはあくまで入り口でしかなく、そこからの展開が面白いので、特別なテーマが思いつかなくても当日コーチの方と相談しながらやれば良いでしょう。

実際のコーチングの内容

コーチングというと堅いイメージを受けますが、実際にはただの自然な対話です。1つ特別なところをあげるとすれば、相手に特別気を使ったり、相手との人間関係について配慮したり、相手の顔色を伺ったりする必要はないことです。

社内政治やビジネスや利害関係に配慮する必要のない、純粋で創造的な会話です。ただの対話ですが、これがどれだけ貴重な機会かはあなたもご存知でしょう。

私の場合は「自らの音楽性を探求し、今後の音楽活動を模索する」という内容でコーチングしてもらっています。これを軸に毎回もっと具体的なテーマを定めてコーチングしてもらっているかたちです。

コーチングとは何かを我がコーチはこんな風に表現していますが、これはまことにその通りだと思います。

コーチングとは、なんでしょう。
私は対話からの宝探しだと思っています。

コーチングについて | テレイドスコープ

6回ほどコーチングを受けて感じた5つの効果

これまで6回ほどコーチングを受けてきましたが、自分の成長にとって大きなプラスになると実感しました。私が感じた効果は大きく5つあります。

1.コーチングでないと辿り着けない答えがある
2.無意識のうちに避けていた話題に切り込める
3.コーチのサポートで普段とは違う考え方ができる
4.声に出して人に聞かせることで、自分の信念が強まる
5.どんな分野においても応用できる

1.コーチングでないと辿り着けない答えがある

コーチングは講義とは大きく違います。例えば、和声学や対位法などの体系化された音楽理論であれば学校や塾に通えばいいでしょう。しかし、今回のテーマのように自らの価値観や美意識にのっとった音楽性を探そうと思ったら、自分の中にしか答えはありません。

とはいえ、自分の中にある答えを自分で探すのは言うほど簡単なことではありません。内省的になるためには一定の難しさが伴いますし、そういった時間を確保することすら難しいことがほとんどです。そんなときにコーチングが重宝します。

2.コーチのサポートで普段とは違う考え方ができる

コーチはただウンウンと頷いているわけではありません。

コーチが疑問に思ったことや深堀りした方が良いと思ったことには的確なツッコミや言い換えをしてくれます。また、考えに詰まったなら答えを見つける手助けをしてくれます。

特に我がコーチはイメージを使ったサポートをよく行ってくれます。その場にあるグラスだとか付箋だとかを巧みに使って別の角度からの思考を支援してくれます。こういったことは私は得意ではないので助かります。

3.無意識のうちに避けていた話題に切り込める

上述した通り、コーチは必要に応じて質問を投げかけてくれます。この第三者視点の質問は実に助かります。

なぜなら私たちの頭は、面倒なことを曖昧なまま放置してしまうことが多々あるからです。しかも悪いことに、重要だけど考えるのが面倒なことや、重要だけど都合の悪いことにこういった傾向が強くなるので困りものです。

4.声に出して人に聞かせることで、自分の信念が強まる

コーチングを受けるということは、自分の考えや決意をコーチに言うことになります。自分が本当に決断したことであれば、コーチにそれを伝えることで信念が強まります。

コーチングによって自分だけの答えをみつけ、その決断が強まるなら一石二鳥というものです。

5.どんな分野においても応用できる

賢いあなたならもうお分かりでしょう。私の場合のテーマは音楽性についてですが、もっと別の分野にも応用できます。むしろ、どんな分野にでも応用できるのでしょう。

自分で答えを探す必要があることなら、どんな質問でもどんな分野でもパワフルな効果を発揮するでしょう。例えば、これからの働き方についてや今の重要プロジェクトの進め方といった内容についてもコーチングは大きなパワーを発揮します。誰にとっても有益に活用できるはずです。

サンプルセッションを試してみよう

コーチングはここ最近の私の楽しみです。直前になると、次はどんなことについて思索し、答えを出そうかといつもワクワクしています。

最初は本当に意味があるかとか、コーチと相性が合うかとかに不安を感じるかもしれませんが、多くのコーチは最初に無料でサンプルセッションを受けられるようにしています。

我がコーチも無料のサンプルセッションも受け付けていますので、ご興味あれば試してみてください。何か聞きたいことがあればSNSなどで私に直接聞いてくださっても結構です。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。