私の愛しいアップルパイへ
TaskChuteに「先送り」機能があるのをご存知でしょうか?「日付変更」機能とは別に「先送り」機能というものが存在するのです。
いままではタスクの再スケジューリングはすべて「日付変更」で十分だと思っていたのですが、試しに最近「先送り」機能を使いはじめてみました。
TaskChuteの日付変更機能と先送り機能の違い
まず「日付変更」機能と「先送り」機能の違いから説明しましょう。
▼「日付変更」を実行すると以下のようなポップアップが表示されます。日付を入れればタスクの実行日が変わるだけです。
▼「先送り」を実行すると以下のようなポップアップが表示されます。ハッハー、さっきと同じじゃないか!笑わせてくれるぜ!って、そう思いましたか?まぁ、お待ちください。
「先送り」機能を実行して、日付を入力するとタスクの実行日が変わります。おいおい、それだって「日付変更」と同じじゃないか!馬鹿にしてるのか?って、そう思いましたか?まぁまぁ、落ち着いて。
▼先送り機能を使うと、もう1つタスクに変化が訪れます。タスク名に注目してください。
そうです。タスク名の頭にが付いているでしょう。つまりこういうことです。先送りを1回するとが1つ追加されます。は先送りのカウンタなのです。Greeeeeat!
タスクを1回先送りすればが1つ。次回また先送りすればが2つ。ルーチンタスクの場合、タスクを完了すれば次回のタスクでははリセットされて0に戻ります。
ですから、上記は私が3日連続で夜のストレッチを先送りしたということを示しています。ガッデム!
TaskChuteの先送り機能を使えばタスクの実行率が上がる
日付変更機能の変わりに先送り機能を使うと、そのタスクを何回先送りしているかについて自覚的になります。
そうすると、気が乗らないからとか今日じゃなくてもいいからとか安易な理由でタスクを先送りすることを抑制できます。タスクの実行率が上がるってわけです。
これは実に単純な機能ですが、実に効果的な機能でもあります。無自覚な先送りが生活リズムを崩したり、あとになって大きな危機になることはよくあることですから。
ルーチンの先送りには「先送り機能」を使ってみよう
「先送り」機能はルーチンタスクを整備するうえでとても相性がいいです。ルーチンタスクを日付変更するときには先送り機能を使うようにしてみてください。
TaskChuteに追加されたルーチンタスクが機能しなくなる原因の1つは、先送りばかりで実行されなくなったルーチンタスクがのさばることです。
信頼できないタスクリストになってしまえば、TaskChuteは形骸化してしまうでしょう。先送り機能はこういった事態を予防してくれる機能です。
先送り機能はルーチンタスクの実行率を上げて、生活に規律をうんでくれるのです。
貴下の従順なる下僕 松崎より