jMatsuzakiの次なるチャレンジについて~(2)先月テレビゲームをプレイした時間は74.34時間だった

カテゴリ: 一万時間の法則

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私の愛しいアップルパイへ

この手紙は、私が直面している問題と次なるチャレンジについてまとめる連載の2通目となります。

▼これまでの6年に渡る私の歩みと、差し迫った問題については先日お話したとおりです。

今日は最近の私のリアルな状況にフォーカスをあててみたいと思います。

最近のjMatsuzakiの状況

2016年の私の滑り出しは極めて順調でした。私の次なるチャレンジとして実にBurning!なバンド「jMatsuzaki」を結成し、ダイハードな夢想家へ夢に向かう方法を広めるための「TaskChute Cloud」の開発をはじめた頃でした。

どちらも私の仕事の核になるという確信のもと、力強い足取りで歩を進めていました。2016年の夏にはどちらも当初想定していたものが形になり胸をなでおろしました。

というのも、フリーランスという働き方の性格上、こういった芽が出るまでに時間がかかる仕事を形にするのは大変でもあります。月給というものはありませんから、私はバンドとTaskChute Cloudを形にすることに力を注いでいる間、収入を確保するためにもより一層、執筆や講演活動に時間を割かねばなりませんでした。

単純な忙しさに加えて収入の不安も重なりました。その間、いくらかは貯金を切り崩しましたし、正直に告白すれば、立て続けに開催したイベントの経費精算のタイミングを計算し間違えて(大抵は収入より先に経費が発生するのでちゃんと計算しないと偉いことになる)、貯金が一桁台に突入した時期もありました。いま確認したところ、一番貯金額が少なかった日は89,453円でした。WTF!

その上、どうにかバンドとTaskChute Cloudが形になったと思ったら、今度は先日お話した「順調に階段を登っていると思ったら、次の段が見当たらなくなった」という状況にいつの間にか陥っていたってわけです

先月テレビゲームをプレイした時間は74.34時間だった

このような状況が引き起こす事態はあまりにも予想通りでした。それは現実逃避・憂さ晴らし(いわゆる第四領域)の時間が増えるってことです。仕事に波がきて、心理的不安が重なり、次のビジョンが不明確、この三拍子が揃うと愛すべき憂さ晴らしに手を伸ばしたくなるものです。

そもそも私は未来への夢と希望を原動力に生きているような人間ですから、このような状況への対処が1番苦手な人種でもあります。普段は予防のためにも先手先手で次のビジョンを明確にするよう努めてはいるのですが、今回は後手に回ってしまいました。

これらの状況における私の現実逃避先は大抵3つのうちのどれかになります。1つ目は睡眠、2つ目は映画鑑賞、そして3つ目がゲームです。今回のケースでは、テレビゲームでした。

先月、つまり2016年10月のゲーム時間は(ゲームプレイ時間を全て記録に残しているので正確なプレイ時間が分かります)、74.34時間でした。平均して毎日2時間半です。驚くべき記録です。

こういう記録を振り返ると人間には時間があるのだなと身に染みます。仕事の波が来ていることにヒイヒイ言いつつも、74.34時間もゲームをやる暇があったらですから。

余談ですが、今回私を夢中にしたゲームは「Killing Floor 2」というゲームでした。一人称視点で迫りくるゾンビ(正確には人間が発明した、人間型の生体兵器)を撃って戦うシューティング・ゲームで、ゴア表現が心地よいスリル満点のPCゲームです。

おかげで火炎放射器を使う職種である「Firebug」を除くすべての職種でレベルをMAXまで上げることができましたが、そんな話はもうどうでもいいでしょう!

▼Killing Floor 2購入先

▼Killing Floor 2公式サイト

レンガの壁を突破するには?

現状を正確に知ってもらおうとして、ちぃとばかし話が逸れました。

さて、ゲームプレイ時間が増えるというのは原因に対する結果でしかありません。ですから私は落ち着いてゲームに没頭すると同時に、このような結果を生んでいる原因に対して対策を打たねばなりませんにした。

このようなケースにおける最も愚かな策は、結果に対策を打とうとすることです。つまり、ゲーム時間を減らすために表面的な対策をすること。ゲーム機を売り払うとか、ゲームをアンイストールするとか。これをやっても現実逃避先の対象が変わるだけで、なんの解決にもなりません。大切なのは、結果ではなく、原因に対策を打つことです。例えば、子供が宿題をやらないからといってファミコンを取り上げても無意味なのと一緒です。

通常の業務、心理的不安、その結果としてのKilling Floor 2のレベル上げ。私はこれらを日常的にこなしつつ今まで登ってきた階段の次の段を早急に作る必要がありました。これはなかなか刺激的な冒険でした。

このような問題にぶち当たった状況を私は”レンガの壁にぶち当たった”と呼んでいるのですが、このようなレンガの壁を突破するには、次のシンプルな2つのステップを完了させる必要があります。

▼ちなみに、具体的なレンガの壁を突破する作戦のたて方は以下が参考になるでしょう。

これが私の最近の(厳密に言えば2016年6月の終わりから2016年10月の終わりくらいまでの)状況でした。

明日からは、第一のステップであるレンガの壁の特定についてお話していくことにしましょう。

貴下の従順なる下僕 松崎より

▼ネクストッ!

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