どうも、jMatsuzaki株式会社のだいち(ブログ「むーびんぐ」)です。
この前、以下のツイートをしました。
脳内メモリをフルに活用したいときは、とりあえず頭のなかのことを吐き出すことが大切。
短期の脳内メモリ(ワーキングメモリという)は約5つまでしか記憶を保持できないので、まずは頭のごちゃつきを吐き出す。メモリをむだに使わせない。
そうしてやっと集中力を高められるようになる。
— だいち (@spountant) June 19, 2019
これについて深堀りしていこうと思います。
自分には定期的に「タスク山積み状態」となるときが訪れます。
とりあえずやることが多くて、そのなかには緊急でやらないといけないタスクも、緊急ではないけどやりたいタスクもある。とにかく頭のなかがごちゃごちゃしているんですよね。
頭がごちゃつくと、タスクが山積みにもかかわらず、どのタスクにも手をつけたくなくります。現実逃避……
自分はそのようなとき、あらゆるタスクを見える化するために、よくマインドマップを書いています。
このページでは、1年間以上マインドマップを書き続けている自分より、「個人のタスクをマインドマップで見える化する方法」について紹介していきますね。
個人で抱えているタスクを見える化したいときはマインドマップを書く
頭のなかがごちゃついたとき、タスクを整理するためにマインドマップを使うのには2つ理由があります。
- 頭のなかを吐き出しやすい
- 一元管理をしやすいので、全体を見ながら優先順位をつけられる
以下で詳しくみていきましょう。
1.マインドマップは頭のなかを吐き出しやすい
マインドマップは頭のなかを吐き出しやすい構造になっています。
たとえば「ToDoリスト」に頭のなかにあるタスクを吐き出すのも良いですが、それは頭のなかがある程度整理されているときにオススメの手法だと思います。
マインドマップのメリットは、わりと乱雑に書きなぐれる点にあるんですよね。
清書された状態でToDoリストに追加していこうとするその前段階、とにかく頭のタスクをすべて吐き出したいときはマインドマップの構造が役に立つでしょう。
2.マインドマップは一元管理をしやすい構造なので、優先順位をつけやすい
またマインドマップは1枚の紙にすべてをまとめていくので、一覧性があります。
一覧性があると、タスク同士を比較しやすいので、優先順位をつけやすくなるんですよね。
タスクをすべて見える化して、そのうえで優先順位をつけられるので、適切な順番でタスクをこなしていくことができます。
タスク管理に使うマインドマップを実際にどのように書くのか
では実際に自分がどのようにマインドマップを使ってタスクを見える化しているのかを紹介していきますね。
画像を見せてしまったほうが早いので、結論このような形で書いています▼
とにかく頭にあるものをすべて吐き出すことがコツです。
緊急性のあるもの、日付が決まっていないもの、期限がないものなど、気になっているものはすべて頭のなかから吐き出してしまいましょう。
さらに自分は、プロジェクトごとに大きな枝を伸ばして書いていっています。
プラスでこのように日付を加えられるものは、加えてもいいですね(紫の文字)▼
そして今日行うべきタスクには、優先順位をつけてみるのもいいでしょう(赤の数字)▼
タスクが見える化されていると、それだけで脳のメモリが節約できます。
それだけでなく、タスクを一覧表示して、それらを比較しつつ優先順位をつけられるので、適切な優先順位をつけることにもつながるでしょう。
マインドマップを書いたことがなくても問題なし
「マインドマップ書けないからいいや……」
と思う心の声にいったんストップをかけて、まずはそれっぽいものでOKですので、とりあえず書いてみるのがオススメです。
やってみると意外と簡単に書けるものですし、もしちゃんとしたマインドマップの書き方を知りたい場合は、以下の動画(5分ほど)で詳しく紹介したので、興味があればご覧ください。
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。 - YouTube - |
マインドマップでタスクを洗い出して、優先順位をつける
まとめると、個人のタスク管理で見える化したいときはマインドマップがオススメで、その理由は以下のとおりです。
- 頭のなかを吐き出しやすい
- 一元管理をしやすいので、全体を見ながら優先順位をつけられる
マインドマップに書き出して見える化することで、いわゆる“GTD”の恩恵を受けられるんですよね。
GTDとは頭のなかをすべて吐き出す作業のことを指すのですが、GTDの何が革新的なのかは以下の記事に詳しくまとめています。
ぜひ紙とペンを用意して、気軽な気持ちでマインドマップを書いてみてはいかがでしょうか。