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私の愛しいアップルパイへ
以下の記事で私は目標管理が誤りだったと雄弁に語り、実験計画をたてる利点について語りました。
大切なのは将来どうなるかを見通すことではありません。今日どんな実験をするか決めることです。 …
今日は良い実験計画をたてるときに必ずおさえておきたいポイントについて解説します。それは自分のアクションを計画しているかどうかです。
自分のアクションかどうかが目標と実験を分ける
陥りやすい罠ですが、良い実験計画は自分のアクションについて書かれています。
7つの習慣には人生の扉は内側からしか開かないと書かれていました。変化を望むなら、自分で行動を起こせる範囲にのことに集中しろという教えです。
例えば、私ならブログで10万PV獲得するというような計画はたてません。ブログを毎日更新するならありです。売上をいくら上げるというのもイマイチです。新製品を3つ企画するというようなものならありです。課長に昇格するというのも原則から外れています。プロジェクト・マネジメントの専門知識を学ぶならありです。
お分かりでしょうか。左側が目標管理で、右側が実験計画です。目標管理は当たるかどうかわからない宝くじの結果をコントロールしています。きっと報われないでしょう。右側は宝くじを引く回数を増やすためのものです。いつかは分かりませんが、くじを引き続けてさえいれば、いずれ当たりくじに辿り着けるかも知れません。
計画を携え己自身に挑戦し続ける
自分の外にある環境を変えるのは非常に難しいことです。恐らく、そう上手くはいかないでしょう。
突き詰めれば人間が自分の力だけで変えられることは限られています。いえ、たった一つのものしかないのかもしれません。それは己自身です。
ですから私はただ己自身に挑戦し続けることを鉄則としています。私のこれからのアクションを記した実験計画は、己自身に挑戦し、己自身を乗り越えるために有効に機能しています。
貴下の従順なる下僕 松崎より