私の愛しいアップルパイへ
2019年1月、新たなる相棒としてApple Watchを購入し、コヨーテみたいに雄叫びをあげたことはあなたもご存知の通りです。
腕時計嫌いだった私は最初は半信半疑で購入したのですが、この半年で確実に生活の質を向上してくれていて、今ではお気に入りのデバイスの１つになっています。
今日はこのグルメな私をも満足させたApple Watch Series 4の購入レビューとして、半年ほど実際に使ってみて感じた便利な点を５つご紹介します。
Apple Watch Series 4購入レビュー！買ってよかった５つのこと
1.睡眠時間のモニタリングが詳細に取れる
最初にApple Watchを購入しようというアイデアが私のデリケートな脳髄にひらめいたのは、健康に関わる詳細なモニタリングがしたかったからです。特に生活の質を大きく左右する睡眠についてさらなる詳細なログを残したいと思ったからです。
もともと睡眠の開始時間と終了時間は手動でずっとログに残していたのですが、Apple Watchでは睡眠の内訳が詳細に出るのが魅力的です。特に深い睡眠の割合が計測できるので、長時間寝ていてもほとんど深い睡眠が取れていない日や、短時間睡眠でも十分に深い睡眠が取れている日が分かるようになります。
▼以下はAutoSleepで１日の睡眠ログを取得した画面です。浅い睡眠や深い睡眠の時間など、詳細な内訳が表示されます。
それ以外にも、私は不整脈があるので、脈拍を測ってくれたり心電図（ECG）を計測できる機能も重宝しています（2019年7月時点で、日本ではECG機能は使えません）。
▼「HeartWatch」を使えば、日々の心拍数の情報を視覚的に整理してくれます。
▼心電図機能については以下の記事をご覧ください。
Apple Watch Series 4の心電図(ECG)機能が開放されたので使ってみた
Apple Watchでモニタリングできる数字は幅広く、iPhoneに過去のデータも残っていくので便利です。Apple Watchを付けておけば健康に関する様々なデータが自動でiPhoneにログとして残ります。
モニタリングするにしても充電している時間はログが残らないので、その辺りの不便はないのか？と買う前は思っていたのですが、充電は２〜３日に１回くらいで良く、シャワーを浴びている間に充電しておけば十分なので、今まで不便さを感じたことはありません。
2.手首でバイブするアラームが目覚ましに快適
Apple Watchのアラームは手首で振動するバイブで知らせてくれます。これが予想以上に快適で気に入っています。
というのも、以前はiPhoneで目覚ましをかけていたのですが、これは当然音を出すしかありませんでした。しかも熟睡していても目が醒めるくらいなので、なかなかの音量が必要でした。
それは相当不快なものでした。電子的なアラーム音にするにせよ、アンビエントミュージックにするにせよ、オールドスクールなロックンロールにするにせよ、寝起きに聴く大音量の音は不愉快極まりないものでした。
一度は好きな曲をアラームに使っていたのですが、寝起きに聴く不愉快な音として認識されて嫌いになってしまったくらいです。
目覚ましは大音量ではないと目が醒めないものの、音が大きすぎて寝起きには不快というジレンマに陥っていました。このジレンマを解消してくれたのがApple Watchでした。
Apple Watchなら手首で振動するだけで気づかせてくれます。手首の振動で目が醒めるのかと心配でしたが、バイブの強さが絶妙で、十分に目が醒めるのです。しかも「AutoWake」などのアプリを使えば、Apple Watchで取得した睡眠ログと連携して、眠りの浅いタイミングで正確に起こしてくれます。
もちろん日常生活でも有効です。電車の下りる時間にアラームをかけたり、これから30分集中するぞとアラームをかけたりしますが、それらは全てApple Watchを使っています。手首のバイブでさりげなく気づかせてくれるので重宝しています。
▼タイマーアプリを起動して、よく使うタイマー時間のプリセットから選ぶだけというシンプルな操作性も気に入っています（秒単位で自分でタイマー時間を指定することもできます）。
これはApple Watchを買って最も気に入った点の１つです。
3.MacBookをスムーズにロック解除できる
Apple製品なので他のApple製品と連携した機能もあります。なかでもApple Watchを付けていればMacBookを自動的にロック解除してくれる機能は重宝しています。
MacBookと連携しておけば、Apple Watchを付けた状態でMacBookに触れると自動的にロックを解除してくれるのです。これだと、MacBookがロック状態になっていることをほとんど意識することなく使えます。
新しいMacBook proでは指紋認証がありますし、私も指紋認証を使っていましたが、それよりもずっと快適です。指紋認証が無いMacBookならなおさら便利です。
Apple Watchを買ってからというもの、パソコンのロックを解除するたびにパスワードを入力することに労力をかけるのは全く馬鹿げてると思うようになりました。
4.スクリーンショットが時間メモに便利
私は24時間の自分の行動ログをTaskChute Cloudというサービスに記録しています。
行動ログを随時記録しているとはいえ、移動中や作業中はすぐに記録するのが難しい時もあります。そんな時はApple Watchでスクリーンショットを撮っておけば後から時間を思い出すのに役立ちます。
▼こんな感じでスクリーンショットを残せます。
もちろん、私みたいに毎日の行動ログを分単位で残している偏執狂でなくとも、手元でスクリーンショットを撮って時間をメモしておくのは何かと便利でしょう。
作業の開始前にスクリーンショットを撮っておけば、だいたい何分くらいかかる作業なのかのメモになります。家を出るときにスクリーンショットを撮っておけば、移動時間を測ることができます。
手元でスクリーンショットを撮ることができればとっさに時間を覚えておけるので便利なのです。
5.手元操作できると便利な数々のアプリ
その他にもApple Watchならではの便利なアプリがたくさんあります。
私が使っているものだと、音楽アプリであるSpotifyのコントロールが手元で操作できるようになって大変便利になりました。外に出ている時は大抵音楽を聴いているのですが、曲の選択のためにわざわざ立ち止まってiPhoneを開くのは面倒でしたから。
iPhoneを取り出さずにEvernoteに音声入力で即座に新規メモを登録できるのも便利です。
天気予報アプリも便利で、すぐにこれからの天気と最低気温、最高気温が確認できるので何かと判断が楽になりました。
カメラアプリならApple Watchを使ってカメラが写している画を確認でき、Apple Watchを使って遠隔でiPhoneカメラのシャッターが切れるので、自撮りや集合写真を撮るのが楽です。
運動を始めると自動でワークアウトが記録されたり、FacebookやLINEメッセージを確認できたり、Yelpで近くのレストランを探せたりと、何かと便利な機能が揃っています。
生活の質を確実に上げてくれるウェアラブルデバイス！
それ以外にもApple Watchを購入して良かった点があと93個あるので、続けて紹介しますね。…と思いましたが、残念ながらそれを書くだけのスペースはもう無いようです。あとは実際にApple Watchを使って体験してみてください。
以前は時計嫌いなのもあって、Apple Watchを常に腕につけておくのはひどく面倒なのではないかという印象を持っていました。そのため、買う直前まで躊躇していたのですが、購入して良かったです。無くてはならないまではいかないものの、生活の質を着実に上げてくれています。
Appleらしく使い心地もよくて、煩わしさは感じません。Apple Watchも四世代目になってだいぶこなれてきたのでしょう。買うタイミングとしては今は良いタイミングだと思います。
貴下の従順なる下僕 松崎より