のらくら者でもついには夢を叶えてしまう5つの法則

カテゴリ: 夢を叶える

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私の愛しいアップルパイへ

あなたがどんな怠惰の内にあろうとも、現実的な行動の積み重ねで夢を叶える法則があります。この世は慈愛に満ちているからです。

落ち着いて下さい。そんなに身を乗り出さなくても大丈夫です。その法則は以下の本に書かれています。

のらくら者の主人公の前にゾウの姿をした神様「ガネーシャ」が突如現れ、ストーリー仕立てで成功法則を説いていく「夢をかなえるゾウ」。その成功法則のポイントをいくつかご紹介しましょう。

のらくら者でもついには夢を叶えてしまう5つの法則


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1.まず人を喜ばせる

いいか、お金ゆうんはな、人を喜ばせて幸せにした分だけ貰うもんや。せやからお金持ちになるんは、みんなをめっちゃ喜ばせたいって思ってる奴やねん。
でもお金持ちになりたい奴は、やれ車が欲しいだの、うまいもんが食いたいだの、自分を喜ばせることばっかり考えとる奴やろ。
(中略)世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。

お金をはじめ、何かを手に入れるということはどれだけ人を喜ばせたかに比例するものです。どうしたら自分が得をするかではなく、どうしたら人を喜ばせるかを考えれば、自然と自分が望んでいるものを手に入れられるという訳です。

また、人を喜ばせるにはその前に自分が満ち足りている必要があります。自分が”足りてない”と思っているうちは、人を喜ばせることは難しいでしょう。身の回りのことに不満を持つより、日常に感謝できるようにするのです。

2.本当にやりたいことを見極める

夢を叶えるには本当にやりたいことを仕事にし、没頭することが求められます。そのためには自分が本当は何をしたいかを注意深く見極める必要があるでしょう。

ただし、やりたいことを見極める上で一番やってはいけないのは「考えること」です。何でもやってみて、やりたいことを「体感すること」によってのみ、本当にやりたいことを見極めることができます。「やりたいことが分からない」と言っているうちはやりたいことを見つけるのは困難です。

つまりは経験や、全部経験しとるから得られんねん。自分にどれが向いてるかわかんねん。でも自分ら、一番大切な仕事に関しては全然経験してへんやないか。生まれてから死ぬまで、ずっと同じ味のラーメンしか食べてへんやん。ええか、ラーメンにはな、塩味もあるんやで、味噌味だってあるんや、とんこつ醤油ゆうのもあるんや。

学校を卒業した直後というのは、当然ながらまだ仕事の経験などまったくない状態です。何の経験もないうちに、自分が本当にやりたい仕事を見つけるなんて普通に考えれば無理な話です。

本当にやりたいことを見つけるには、いろいろな仕事を経験することが大切でしょう。

3.自分以外の何かに期待しない

自分、この本を最初に読んだとき、今と同じように興奮してたんやで。変われると思って自信持っとった。なんでかわかるか?それはな、本に期待してたんや。「この本なら僕を変えてくれる」そう思っとった。
(中略)けどな、期待してる限り、現実を変える力は持てへんのやで。

人の教えや読んだ本の教えに期待している限り、人が変わることはありません。何かを変えようと思ったら、自分の力を発揮する以外方法は無いのです。

もし自分が変われるとしたら、行動して経験したときや。そん時だけやで。(中略)知識を頭に入れるだけでは、人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、立って何かをしたときだけや。

獅子のように勇敢に立ち上がって、かの”非情なる現実”に噛みついたとき、初めて人は変わることが出来るのです。

4.「運が悪かった」に逃げない

幸ちゃんはな、松下の幸ちゃんがこんな言葉を残しとる。「全ての責任は自分にある。他人が起こす出来事、身の回りの環境で起きる出来事は、全部自然の法則通りに発生しとる。だとしたら、自分が望む結果を出すには、自分を変えるしかあらへん。」だから”全ての責任は自分にある”なんや。

※幸ちゃん=松下 幸之助

雨が突然降ってきたとか、自転車がパンクしただとか、自分に都合の悪いことが起きたとき「運が悪かった」に逃げてはいけません。

成功も失敗も、起きたことを大理石像の如く冷静に分析し、打てる対策を考えることが大切です。”変えられるのは自分だけ”という事実を肝に銘じ、全ては自分の責任だと考えるのです。

まずは何が起きても「運が良かった」と思うようにし、自分に起きた出来事から何を学べるか考えるようにしましょう。

5.意識ではなく環境を変える

誰にもそれぞれ時間という器を持ってんねや。そや、例えば、1日は24時間やろ。これは誰にでも与えられた平等な器や。今自分の器はパンパンに詰まってるわけやな。会社行ったり、友達と会うたり、漫画読んだり、そうやって24時間パンパンにして過ごしてんねや。その器にこれから新しいもの入れようとしても入れられへんやろ。もうパンパンやねんから

行動に起こすということは、新しいことを始めることでもあります。今の生活で新しいこと始めるには、どうしたって何かを辞める必要が出てきます。しかし、自分の体に染みついた生活を変えていくのは大変なことです。

みんな今日から頑張って変わろう思うねん。でもどれだけ意識を変えようと思っても、変えられへんねん。人間の意識なんてめっちゃ弱いねん。それでも、みんな意識を変えようとするやん。それなんでか分かるか?楽やからや。その場で今日から変わるんだって決めて、めっちゃ頑張ってる未来の自分を想像するの楽やろ?

新しい行動を起こすために何かを辞めるには、意識を変えるだけでは不十分です。変えようと思って変えられるのは、手品使いか魔法使いくらいなもんです。

本気で変わろう思ったら、意識を変えようと思ったらあかん。意識やのうて、具体的な何かを変えなあかん。具体的な何かをな。(中略)自分がこうするって決めた何かを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんゆうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか、それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで。

例えば、テレビを辞めようとするなら、テレビのコンセントを抜いておいたり、テレビそのものを捨ててしまうことです。意識ではなく環境を変え、そうせざるを得ないようにできるかが、行動に移せる人間とそうでない人間との差になるのです。

夢を現実的に叶える

成功法則を行動まで落とし込み、小さなことを泥臭く積み重ねていけるかたちにしたのが本書の特徴です。上述したもの以外にも数多くの法則とそれに伴う行動が紹介されていますので、是非手にとってみて下さい。

貪欲で野心的なのらくら者にお勧めの一冊です。

▼続編もあります

貴下の従順なる下僕 松崎より

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