厳選!我が人生をまるっきり変えてしまった本10選!

カテゴリ: 人生を変える

私の愛しいアップルパイへ

今日はきっとあなたが一度は聞いてみたいと思っているであろうテーマを選びました。「厳選!我が人生をまるっきり変えてしまった本10選!」です。グッッッドアイディィィアッ!いえ、グレェェェェェトアイディィィィィアッッ!!

今回は好きかどうかや、奥深いかどうかや、良くできてるかどうかや、感動するかどうかではなく、私の行動に直接的な影響を与え、我が人生をまるっきり変えてしまった本を挙げてみます。

ゆえにビジネス書が多いですが、食わず嫌いはもったいない本ばかりです。まさに劇薬といってもいい本たちを集めました。1つ1つ丁寧に紹介させていただくので、気になった本は是非とも手にとっていただきたいものです。それでは参りましょう!

リッスン!

(静かになる)

厳選!我が人生をまるっきり変えてしまった本10選!

人生のOSとして機能する傑作!「 7つの習慣」

人生を変えた本として真っ先に思いつくのがこの「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」です。もはや知らない人はいないかも知れませんが、本書はスティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた人生を幸福へと導く原則について書かれた成功哲学です。

本書の副題には「人格主義の回復」とありますが、これは「個性主義」との対比として使われています。つまり、小手先のテクニックで個性を磨くのではなく、もっと根本的で本質的な教えについて書かれています。木の枝葉の部分ではなく、幹や根っこに関わることです。世界や人生の根底に流れている原則を教えてくれるので、OS(オペレーティング・システム)のように機能する一冊です。

人格とは行動の総和であり、すなわち習慣によって作られるものですから、本書はそのタイトルの通り7つの習慣について書かれています。その7つとは以下の通りです。

人生に迷ったときや悩んだときには折に触れて読み直しています。私は7つの習慣を読んで以来、7つの習慣に沿って生活を一から組み立て直しました。その効果たるや凄まじいものがありました。7つの習慣が無ければ完全に違った人生だっただろうと言い切れるほど影響を受けた一冊です。読まないのは勿体ない!勿体なさすぎる!

▼尚、こちらの記事でも詳しく取り上げているので、ご興味あればご覧ください。

今さら人に聞けない!7つの習慣が5分でわかる要約とまとめ

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非情なる現実へと立ち向かう戦略の組み立てかた!「史上最強の人生戦略マニュアル」

フィリップ・マグロー氏の「史上最強の人生戦略マニュアル」は読むと頭にガツンと響くパワフルな一冊です。マグロー氏は「問題がひとりでに解決することは、絶対にない」と雄弁に語り、私たちが非情なる現実において自分の望ましい結果を勝ち取るために、どのような考え方を頭の中に入れ、どのように戦略を作ればいいのかを力強く教えてくれます。

フィリップ・マグロー氏は行動科学で博士号を取得し、数十年に渡る人生戦略についての研究と、オプラ・ウィンフリー訴訟をはじめとする数々のコンサルティングによって得られた知恵を一冊の本にまとめたものです。これが2,000円以下の金額で読めてしまうのですから、驚きです…!

本書ではあなたの人生の戦略を組み立てるために頭に入れておくべき10の法則について書かれています。

どれも強力で衝撃的な法則なのですが、特に「人生の法則1 ものがわかっているか、いないか」「人生の法則3 人はうまくいくことをする」「人生の法則8 私たちは自分の扱い方を人に教えている」など、ただ知っているかどうかでまるっきり生き方が変わってしまう法則が目白押しです。

私は本書を読んで人生戦略を1つのExcelファイルにまとめ、今でもその戦略に沿ってあらゆる方針決めを行なっています。自分の人生を好きなように設計して自由に作り上げていく上で必読の書です。

▼尚、こちらの記事でも詳しく取り上げているので、ご興味あればご覧ください。

7つの習慣以来の衝撃!史上最強の人生戦略マニュアルの要約と感想

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心こそが環境を作り上げている!『「原因」と「結果」の法則』

ジェームズ・アレン氏の『「原因」と「結果」の法則』は読んだことがなくとも名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。本書は1902年に書かれたものであり、自己啓発や成功哲学系の本の”源流”と呼ばれることもある古典です。ナポレオン・ヒルやデール・カーネギーなど名だたる巨匠に影響を与えたとされています。

実際、内容としても大変パワフルで、いわゆる自己啓発や成功哲学本の源流と言われて納得できるものになっています。この本の影響は絶大で、「原因」と「結果」の法則と同じことしか書かれてないな結局、と感じる本も数多くあるくらいです。

本書の説く法則は実にシンプルです。それは、すべての「結果」の作り手、つまり「原因」は心にあるというものです。あなたの身の回りの環境も、人間関係も、健康も、未来も、すべてその原因はたった1つ、心にあるということを懇々と説いています。

この実にシンプルな原因と結果の法則を詩的な表現で端的に教えてくれます。人生ではつい自分にとって不本意な結果の責任を勝手に他者になすりつけて「何も行動に移さない心地よさ」に逃げ込みたくなることがあります。私はそのようなときに本書を手に取って背中を押してもらいました。

内容自体は短く、1日もあれば読めてしまうボリュームなので、読んでいないならすぐにでも手に取っていただきたいものです。

▼尚、こちらの記事でも詳しく取り上げているので、ご興味あればご覧ください。

思いが環境を作る〜改めてジェームズ・アレンの原因と結果の法則を読む〜

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目標など捨てて偶然の力を活用しろ!「仕事は楽しいかね?」

デイル・ドーテン氏の「仕事は楽しいかね?」も何度も何度も読み返している名著です。1日1日の生活の仕方や1つ1つの選択の仕方をまるっきり変えてくれた一冊です。

本書では「目標を立てること」を真っ向から否定してくれます。つい我々は数年後(ときには死ぬその時)に叶えたい目標を立てて、そこから逆算してアクションプランを作成する方法に捉われがちです。本書では「数年後に何をやっていたいか?」は最も馬鹿げた質問の1つだと強く言います。

現実は私たちが思っているよりも理路整然としていないし、私たちの”進歩”を待ってくれたりもしません。未来を見通そうとして妥当性のある計画作りに勤しむよりも、遊び感覚でいろいろやって成り行きを見守る方がずっと大きな成果を上げてくれるというのです。

実際のところ、ポスト・イットを例にあげるまでもなく、世の中の偉大な仕事の数多くが偶然の産物です。本書ではこれをこんな一節で表現しています。

「必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。」

私は未来志向の強い人間で、将来的なヴィジョンや中長期的な計画に捉われがちなところがありました。本書によって「偶然のパワー」を活用することを知り、行動基準が大きく修正されました。実際、本書の言う通りに動いた結果、予想もしない成果がどんどん上がっていったのです。本当この本に出会えてよかった!

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最も大切なポイントを見極める能力を磨け!「フォーカル・ポイント」

ブライアン・トレーシー氏の代表作の1つ「フォーカル・ポイント」も実にシンプルでパワフルは1つの法則について書かれた一冊です。

本書の説く法則は「最も大切なポイント、つまりフォーカル・ポイント(焦点)を見極める能力こそが最も重要な力である」というものです。

フォーカル・ポイントを見極めることの大切さ、人生に共通するフォーカル・ポイント、人それぞれのフォーカル・ポイントの見極め方について様々な切り口で書かれています。「フォーカル・ポイント」の考え方にのっとれば、限られた時間の中で最大の成果を上げることができるようになります。そういう意味で、人生を大きく加速させてくれる一冊です。

私自身、本書を読んだ週の週末にがっつり自分の人生のフォーカル・ポイントを見極める時間を取り、自らのフォーカル・ポイントに集中することで、その後の人生が大きく変わりました。とても思い入れ深い一冊ですし、間違いなく人生が変わった一冊です。

▼尚、こちらの記事でも詳しく取り上げているので、ご興味あればご覧ください。

ブライアン・トレーシー著「フォーカル・ポイント」の言う通りに2年間やってみたら、本当に人生の変革が起こったという話

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たとえ嫌われてでも、自分の信じる道を行け!「嫌われる勇気」

日本ではフロイト、ユングに並んで「心理学の三大巨頭」とされる、アドラー心理学を分かりやすく解説してくれる名著が「嫌われる勇気」です。

どうすれば人は幸せになれるのか?を順を追って具体的に説明してくれます。「トラウマの否定」「すべての悩みは対人関係の悩み」「劣等コンプレックス」「承認欲求の否定」「3つの人生のタスク」「課題の分離」「自己受容、他者信頼、他者貢献」「共同体感覚」「勇気づけ」「登山ではなく踊るように生きる」などなど、幸せに生きる上で指標となる考え方が詰め込まれています

特に私は音楽の道を志しているが故に、承認欲求とのバランスは大きな問題でした。承認欲求に振り回されて不自由な人生を歩むのではなく、自分の信じた道を力強く歩いていく上で素晴らしい指標となってくれました。それ以外にも、方向性に迷ったら読み返す本として使っています。

ちなみに、続編の「幸せになる勇気」も併せて読みたいオススメの一冊です。

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心理学者が強制収容所を体験して見出した幸せの本質!「夜と霧」

本書は心理学者であるヴィクトール・フランクル氏がナチスの強制収容所での体験を赤裸々に綴った歴史的な名著です。

原題をそのまま日本語訳すると「それでも人生にYesと言う:ある心理学者、強制収容所を体験する」で、まさにそのタイトル通りの内容となっています。

ヴィクトール・フランクル氏はアドラーの弟子でもあります。そんな彼が強制収容所という最悪の環境の中でも人間の最後の自由、つまり刺激に対してどう反応するかの自由だけは手離さない生き様に胸を打たれます。

楽観的な未来を思い描くことで現実逃避しようとするのではなく、自らが背負っているいま二つと無いあり方で存在している悲しみに価値を見出すことで救われる過程には多大なる影響を受けました。

▼尚、こちらの記事でも詳しく取り上げているので、ご興味あればご覧ください。

ヴィクトール・フランクル氏の夜と霧を読んだ感想とまとめ

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日本が誇る究極の時間管理術!「なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか?」

日本発で究極の時間管理メソッドであるタスクシュート時間術について解説した佐々木正悟氏の名著が「なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか?」です。

私は本書が出るよりも前にタスクシュート時間術の考案者であるシゴタノ!の大橋悦夫さんや佐々木正悟さんのブログや講演に感銘を受け、タスクシュート時間術を実践していました。そういう意味ではお二人のメソッドに多大な影響を受けたのですが、そのメソッドが一番わかりやすく整理されているのが本書なので、こちらをオススメします。

タスクシュート時間術は行動ログを軸として生活を最適化していく大変ユニークな手法で、タスク管理や時間管理を極めた者がたどり着く究極のメソッドです。

私もこの時間術があったからこそ生産性が爆発的に上がり、独立して起業できたのだと確信しています。極めて実践的な手法で、すぐに手をつけられるメソッドですから、是非お試しあれ。

▼尚、こちらの記事でも詳しく取り上げているので、ご興味あればご覧ください。

タスクシュート入門書「なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?」のまとめ記事を書きました!

▼タスクシュート時間術の内容についてはこちらが参考になるでしょう。

最高のタスク管理ツールTaskChute2を三年使い込んだ私がテンション高めに解説します

▼ちなみに、タスクシュート時間術を実践するツールである「TaskChute Cloud」はタスクシュート時間術の考案者であるシゴタノ!の大橋悦夫さんの公認を受けて、私が開発していたりします。

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フリーランスの教科書!「そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか」

会社を辞めて独立したフリーランスや経営者に現実的で実用的なビジネスモデルの作り方を教えてくれる名著がこの「そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか」です。

本書はフリーランスや自営業に特化しており、小規模なビジネスでも活かせるビジネスモデルについて教えてくれます。特にビジネスモデルを分類するときに用いるフレームワークが大変秀逸で、規模に限らずどんなビジネスもこのフレームワークに当てはめて分析することができるようになっています。

スポットとストック、エクイティの考え方や、三種類の顧客の分類、資材の調達やバーターの活用、現金からクレジットカードまでの課金方法の違いなど、初めて自分のビジネスを立ち上げる人には実に有益な情報が詰まっています

ビジネスモデルの話ですが内容は極めて実用的で、私は自らの事業を組み立てるときに大いに参考にしましたし、実際にこの本を読んでいくつも新しいサービスを立ち上げました。何を隠そう、会社を辞めてフリーランスになったもののビジネスが上手くいかず、貯金が尽きてから生活を立て直すまで、この本を穴が空くほど読んでビジネスを組み立てました。そう言う意味では命の恩人といってもいい本です。

▼尚、こちらの記事でも詳しく取り上げているので、ご興味あればご覧ください。

夢を糧にひとりで食べていくつもりなら、プロダクトを作り込んでいるだけでは死ぬ

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世界は私の意志である!「意志と表象としての世界」

最後はドイツを代表する哲学者の一人、アルトゥル・ショーペンハウアー氏の「意志と表象としての世界」を挙げましょう。ショーペンハウアー哲学は高校生の頃に出会って以来、世界の仕組みを紐解く一冊として影響を受け続けています。特に代表作である「意志と表象としての世界」は若かりし私にとってはまさに劇薬でした。

ショーペンハウアーは世界を五感で感じる「表象」の世界と、内面に無限に広がる「意志」の世界との2つに分けてこの世の仕組みと成り立ちを説明しました。そして、理性から感情、重量から惑星、芸術から宗教に至るまで、この世を構成する諸要素を表象の世界と意志の世界の両面から説明してくれます。

ギリシャ哲学からカント哲学までの英知を結集したともいえる内容で、また、その後主流となる実存主義の先駆けとしても未だ色褪せない名著です。内容は少々小難しい単語が並ぶものの、その思想は極めて分かりやすく整理されていて、さほど哲学書を読まない方でも理解できるはずです。

特に第一部〜第二部にかけては「論理」というものの限界を極めて論理的に説明してくれるので、つい「ロジカルシンキング」を過信しがちな現代の教えに飲まれずに済みます。また、第三部は芸術に関しての論考であり、音楽活動においても多大な影響を受けた一冊です。

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素晴らしい一冊の本との出会いが人生をまるっきり変えてしまうかも?

私自身、以前はニヒルな笑みを浮かべて「本を読んだところでその効果などたかが知れているだろう。ただ本を読んで人生変わったなんて、おめでたい野郎だ」と語る人間でした。しかし、いまでは本当に素晴らしい本との出会いは人生を一変させてしまうことを知っています。

もちろん人のタイプにもよるでしょうし、出会うタイミングにもよるでしょう。何れにしても今日挙げた本たちは一たび読めばたちまちあなたの人生を一変させてしまう可能性が十分にあるはずです。

ランキングではないので紹介を読んで最もグッときた本から読んでみてください。私はこれらの本は何度も読み直していますので、これを機に再読するのも良いでしょう。良き出会いを願ってます。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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