やらなきゃいけない事や苦手な事を好きにする！誰でも今すぐできる1つの技

2011年8月16日投稿 2014年2月8日更新カテゴリ：ライフハック

George Orson Welles 「市民ケーン」 (1941)

　
私の愛しいアップルパイへ
　
「もっとやりたい事」や「やりたいけど続かない事」、少ぉしでも支援してくれる方法があるなら知りたい。
　
その為ならプライドをかなぐり捨てて、おけつを出して見せたっていい。
　
そう思いませんか？私は常にそう思います。そんなアイデアがあるなら一心不乱にダメモトでも取り組んでみせます。
　
そこで今回は私が「もっとやりたい事」や「やりたいけど続かない事」に対して必ずとる一つの技を伝授します。

◇「やるべき事は必ずしも常にやりたい事では無い」

人生は過酷です。
　
やらねばならない事が中々できなかったり、もっとやりたいと思っていても続かなかったり、やらねばならないからこそ遅々として作業が進まなかったり、やる必要があるとわかっていても中々気分が乗らなかったり。。
　
私はよくそんな状況に出くわします。基本的に怠けもので意思が薄弱だからです。自覚しているから性質が悪いです。
　
しかしそんな自分が大好きなので、少しでも支援できる方法が無いかと日々模索しています。
　
そんな中で見つけた数ある技の内、最もシンプルで誰にでも今すぐ実行できる技を今日は一つ紹介しましょう。

◇「ソレが特別な事の様に自分に刷り込む」

何をするか？もったいぶるつもりはありません。
　
“ソレ”に名前を付けるのです
　
もちろん冗談ではありません。私はいつでもクソ真面目です。
　
実際に使ってる例を幾つか紹介しましょう。
　
１．薔薇のつぼみ
　

　
私はEvernote上に毎日の日記を書いています。しかし、以前は過去を記録する事が極端に嫌いで、憎んですらいるかの様子でした。その為、日記を書き始めてみようと思ったときは、自分の中で非常に大きな変革であり、「これは続けてみたいけど続かないかも」と思ったのです。
　
そこで単純に「日記」とか「日誌」とか付けずに「薔薇のつぼみ」と命名しました。
　
まぁ何かって言うと、私の好きな映画「市民ケーン」の中で”追憶”を表す重要なアイコンで、”幸せな日々”を示すものです。
　
ご丁寧にノートにその画像を付けてます。並べてみると中々気持ちいいです。
　

　
２．階級闘争
　

　
これは私が日々考えている数々の思索を示しています。ニーチェの言葉です。
　
ちょっとした生活改善の事から哲学的な悩みまで、色々な考えが保存されています。
　
ノートは思索の醸成具合に基づいて、さらに3つにノートブックにフェーズ分けされています。

「TheThing」はアイデアを思いついた段階です。これも大好きな映画「遊星からの物体X」の原題からとっています。
「ガルシアの首」はアイデアが少しずつ形になって、生活に定着しつつある段階です。サム･ペキンパーの映画の題名です。
「幼子」は思索が完全に文章化され、ひとまずまとまった状態です。ニーチェの言葉で、ゼロからの創造を表します。

　
とにかくこのノート群は私にとって特別な意味を持っているので、特別な名前をつけています。

　
３．Wonderful Life
　

　
そのままですが生活一般です。電気料金のお知らせや、家具の寸法なんかが保存されています。
　
映画「素晴らしき哉、人生！」の原題です。あんな人生を過ごしたいもんです。
　
４．製作中の作品
　

　
ここには私が現在作っている音楽作品の一曲一曲に関するアイデアや楽譜などの情報が入っています。
　
私は曲を作ると決めた段階で、仮でもなんでも曲名をつけます。今は一律その場で思いついた人名を付けています。

◇「愛の発露とは素晴らしき哉」

この特別な名前を付ける方法は結構一般的に用いられています。企業の中でも、特定のチームやプロジェクトに解りやすくて愛着の持ちやすい名前を付けると団結力が上がるなんて普通に言われています。
　
作品名やバンド名、Webサイトの名前などもその一種では無いでしょうか。自分ではなく他人に愛着を持って貰いたいという目的もあるとは思いますが。
　
とにかく名前をつけると愛着が沸きます。自分の子供に気持ちのこもった名前をつけるのと、ランダムな英数字を付けるのとは段違いですよね。
　
そして「やらなきゃならないけど続かなそうな事」や「やらなきゃならないけど何か苦手な事」でも愛おしく思えてきて、「ちょっと進めてみよう」「ちょっと続けてみよう」って気が出てきます。そうなったら儲けもんじゃないですか。
　
たかだか名前を付けるだけで、少しでも効果が出るのなら、とりあえず試してみてはどうでしょう。
　
貴下の従順なる下僕　松崎より