挫けそうな時に読みたい！心が折れそうな時に効く金言リスト

2011年8月21日投稿 2014年2月8日更新カテゴリ：ライフハック

　
私の愛しいアップルパイへ
　
デカい仕事を前にして、その目標の高さに怖気づいてしまう事はありませんか？
　
そんな人を一人でも多く支援したい。それが私です。こんばんは。
　
先日、私がいつもチェックしている「ライフハッカー［日本版］」さんの所で、こんな記事を見つけました。
クラウドリーディング：vol.43『iPhoneワクワク仕事術　~イヤな仕事も楽しく変わる仕組みのつくりかた』
　

この記事では「落ち込んでいる自分を発憤させる言葉リスト」というものが紹介されています。「役立たずと思われたままで悔しくないのか？」などの言葉がツラツラと並んでいて、心が折れそうな時に読む事で感情をコントロールできる術との事です。
　
私はこの手の難しく考えずに誰にでもすぐ出来る、ちょっとユーモラスで精神論的な話が大好きなのです。
　
実は私にはちょうどこんな時に見直そうと思ってた一本の映画があります。今回はその映画を参考に自分なりの「挫けそうな時に読みたい！心が折れそうな時に効く金言リスト」を紹介します。
　

◇「この映画に学べ！心を奮い立たせる金言」

　
取り組んでる仕事が重要で魂のより多くを占める場合、そのプレッシャーによって人は心が折れやすくなってしまいます。
　
その仕事がデカければデカいほど挑戦する価値がある。だからこそ途中で投げ出してしまいたくなるものです。しかしそこで”投げ出してしまう”、”挑戦するのを諦めてしまう”、それこそが一番悪い事態なのです。
　
そこで紹介したい映画がこちら。「摩天楼を夢見て」です。
　

摩天楼を夢みて [DVD]
オルスタックピクチャーズ 2011-01-28by G-Tools

　
1992年のアメリカ映画で、アル・パチーノ、エド・ハリス、ケヴィン・スペイシー、ジャック・レモン、アレック・ボールドウィンといった豪華俳優陣の割にはさほど有名ではありません。しかし、この映画、実は人を元気付ける金言の宝庫です。
　
前提として知っておいて欲しい情報をまずインプットさせて下さい。
　
あらすじは、不動産を売る落ちこぼれのセールス・マン達へ、本社からピカピカのエリートがやって来てこう言います。「今月成績が1番だった者にはキャデラックをやる。2番にはナイフセット。3番以降はクビだ」と。
　
その話を受けて不動産会社の末端にいる出来の悪いセールスマン達がグチを言いながら泥臭く営業に回る。そんな話です。
　
用語として2つだけ知っといて欲しいのは、「ネタ = 顧客情報」で、「サイン = 契約」です。
　
あと、不動産のセールス・マンの話なので、必然的に「成功=契約」という言い回しになっています。なので、各自自分の状況に合わせて変換してみて下さい。
　
それでは金言集を数回に渡って紹介するので、存分に自分を奮い立たせていって下さい。
　

◇「ジャック・レモン & エド・ハリス　底辺の美学編」

今回は名付けて「ジャック・レモン & エド・ハリス　底辺の美学編」です。
　
この二人は不動産会社の末端にいる成績が悪いセールス・マンで、自分の価値を理解しない本社や上司、顧客に対する熱の入った金言を聞く事が出来ます。
　
それでは見ていきましょう。
　

「あきれたね、逃げの一手か！後悔するぞ、泣きっツラかいても後の祭りだからな」

シンプルですがなかなか体重が乗ってて良いセリフです。ついついデカい仕事の前で怖気づきそうな時に思い出したいセリフの一つです。
　

「何が運だ、運が何かも知らないくせに！お前は一体何だ？ただの事務屋だ、クソ野郎！おれのケツでもなめてろ！」

成果が出ないのは自分の運が悪いからだと思い込み、逃げ出したくなったら自分に言い聞かせましょう。
　

「俺は立ち上がって戦うぞ。顔に小便かけられて黙ってられるか？」
「もう我慢できない。誰かが立ち上がって奴らに反撃すべきだ。」
「おれは契約を取れる男だぜ！ここのナンバーワンになってみせる。」

ぞくぞくしますね。自分の価値を否定されてネガティブになったら思い出しましょう。
　

「貴様は？貴様は何様のつもりだ？仲間にいい顔売ってるお調子者野郎か！笑わせるな！くたばれ！今までを振り返ってみろ！」
「お前は何も分かってない！自分の仕事も分かってない、能なし野郎だ！こんな事務所一つ動かす事もできない。一度でも自分からセールスに出た経験が？」
「教えてやろう。物事は変わるんだよ。お前は経験がないから何も読めない。次のトップは誰になるのか。素人同然のお前には読めない。」

理不尽な怒りをぶつけられた時に思い出しましょう。
　

「お前も男だろ。どうだ、こうしようぜ。自分の足で立とう。奴隷のようにコキ使われるのは　もうご免だ。」
「腹を決めるんだな。男なら腹を決めろ。見返りはデカいぞ。」
「自分を信じる事だ。ツイてないと思ってたがこれからは今までと違うぞ。」
「私が冗談を言ってると思うか？あんたたちにも決断だろうが、私にも決断だ。これは双方のためになる事だ。ハンパな決断は駄目だ。ありったけの金を注ぎ込むんだよ。」

今の仕事を辞めて自分が本当にやりたい仕事を始めようと決意する時、そっと背中を押してくれるセリフたちです。
　

「おれはペンを手に、契約書を2人の方へ向けた。そして言った、”さあ、サインを”。5分間おれは座って待った。台所の時計で22分たったが、2人は身動きもしない。腕が疲れてきた。だが、やった！やったよ、先輩に教わった通りにね。」
「そのうち、おれの言葉が身にしみる時が来るぞ。」

自分が正しいと思ったやり方でなかなか成果が出ず、挫けそうになった時に思い出しましょう。
　

「おれの全神経は相手に集中してた。そして、ひたすら自分に言ってた。”今だ、今が勝負だ！”……2人はサインした。あの時の気持ちをなんと言えばいいか。」
「ガタガタ文句言うな、全部まとめてみせる。言いたい事はそれだけだ。」

本当に成果が出るのか心配になったらこのセリフを思い出して、成功した自分を思い描きましょう。
　

◇「まだまだ続く金言リスト」

　
どうでしょうか。今回は大別して「自分って本当は価値の無い人間なんじゃないか？」と「絶対見返してやるぞ！」てな感情の時に使えるリストが出来たと思います。
　
さて、これでもまだ映画全体の中の1/3程度です。
　
映画自体は飛び上がるほどの成功も無いし、華やかなラブストーリーも無いのですが(というか中年のおっさんしか登場せず、女性は一人も居ません。)、とにかくセリフが素晴らしい映画で、私の大のお気に入りです。
　
次はまた違った立ち位置の登場人物から金言を紹介しますので、楽しみにしてて下さい。
　
貴下の従順なる下僕　松崎より