私の愛しいアップルパイへ
2011年11月11日。素晴らしい日。それは祝福の日です。
いえ、もちろん1という数字が6つ並んだからだなんて表層的な理由だけではありません。
今日は私に3人目の子供が生まれた、人生で最も祝福すべき日なのです。
出産の記録
2011/11/11
ハハ、日付に1が6つ並んだ日だからといって一体何だというのでしょうか。
いや、ふぅむ、なるほど。ちょっと待って下さい。そういえば私の名前は純一ですし、誕生日は11日です。
なるほど、確かに今日は大変めでたい日だという事がよくわかりました。
しかも新しく”彼”が生まれた日だというのですから、無視する事は出来ません。
正月とステイツの独立記念日が同時に来たようなものです。
前回の出産から1ヶ月。63時間21分26秒の時間をかけてついに”彼”が産声をあげたのです。
我が子にかける思い
3曲目。3という数字は非常に興味深い数字です。
例えば、キリスト教は「父」と「子」と「聖霊」の三位一体という考え方を中心としていますし、アリストテレスは説得手段を”エトス”・”パトス”・”ロゴス”で説明しました。ヘーゲル弁証法でも3という数字は本質的な意味を持ちます。
私がこの3曲目に込めたのは、執拗なまでの長回しと、極端な”静”と”動”の2極化です。
この単純な2部構成の楽曲の上で奏でられる唐突な”静”と唐突な”動”の繰り返しは、きっとあなたのハートにじわじわと火を付けていく事でしょう。
たった2小節のモチーフが、いかに柔軟にいかに多様に繰り広げられるのか、あなたは聴き入ってしまうに違い有りません。
そして”彼”の登場
もったいぶるつもりはございません。そろそろ”彼”に登場して頂きましょう。
(そして私はわざとらしく大げさに回れ右をし、大きな身振り手振りで”彼”の名を叫ぶ)
「デビッドッ!!」
[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/27759368″]
貴下の従順なる下僕 松崎より
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