私の愛しいアップルパイへ
今日この日をどれだけ待ちわびたことでしょうか。飽きもせず毎日コツコツと積み上げてきた結果、また1人我が子が生まれました。
お聴き下さい。ゴシックでダンサブルな新曲「Gary」です。フシシ :^]
1分45秒の目が覚めるソリッドな楽曲!
再生が始まりましたか?
導入は意外にも静かです。インドの民族楽器であるバンスリがニ短調の主題を奏で、少ししてやや左からシタールが鳴り響きます。それから、深いビブラートがかかったバンスリの余韻を遮るように、突如シンセティックなドラムサウンドが鳴り響くんです。
それからの1分30秒は怒涛の展開です。ドラムの上ではシンセがうねるように響き、ニ短調からイ短調に転調しながら激しさを増して行きます。途中からは歪んだソリッドなギターによる主題が攻め込んできます。その上を遠くからバイオリンが追随し、目が覚めるようなゴシックサウンドを形成しています。
45秒が経過し、ワンコーラスが終わると突如として静まり返りますが、慌てないで下さい。すぐに激しいドラムとシンセの重厚なサウンドが戻ってきますから。
1分5秒。「READY?」の1声が聴こえましたか?そこから最後の30秒は必聴です。もう1度歪んだギターサウンドを中心にゴシックな主題が奏でられますが、そこで終わりません。
1分17秒。ドラムはリズミカルに暴れ出し、主題を細切れにしたような旋律がギターとベースによってかき鳴らされます。1分28秒からは極め付けに、それまでバイオリンが担っていたパートをシンプルなリードシンセが取って変わり、最大の盛り上がりを見せます。
そして1分39秒。唐突として乱痴気騒ぎが終わり、バイオリンがシンセティックに主題を変奏しながら静かに終わります。
静寂に包まれながら、あなたの頭には自然と2文字の漢字が想起されます。
「甘美」
さぁ、もう一度。リッスン!
いかがでしょうか。あっという間の1分45秒だったに違いありません。
▼さぁ、それではもう1度お聴き下さい。今度は、1回目では聴き取れなかった細部の音が鮮明に浮かび上がって来るはずです。
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貴下の従順なる下僕 松崎より