夢(第二領域)にどれだけ時間を注ぎ込めば報われるのか?

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私の愛しいアップルパイへ

どうしたんですか?そんなに暗い顔をして。普段はジェルソミーナみたいに陽気な笑顔を振りまいているのに。

あなたの考えていることはお見通しですよ。あなたはこう考えてる。「諦めきれない夢に向かうと決めたけど、どれだけ時間を割けば良いか分からない。不安だ」と。そしてこうも思ってる。「寝る間も惜しんで頑張るしかないのか?でも、いつか心が折れて取り返しのつかない事態になってしまうのでは?」と。

よろしい、すこし私の話を聞いてみてください。

20対80の法則を夢と時間の指標に応用する

あなたのジレンマは良く分かります。夢に貢献する時間を増やしたいと思っていても、短期的な効果を求めて我武者羅に頑張るのは逆効果です。バランスを崩してしまうでしょう。

では長期的に夢を追ううえで、捻出すべき時間に指標なんてあるのでしょうか。もちろん、一概に何時間かければ良いとは言えないかもしれません。

それでも心配性だった私は、夢に集中できない状況(やむを得ずバイトをして生計をたてている場合など)の中で、せめてこれだけの時間を確保すべきだという指標を1つ見つけました。20対80の法則をご存知でしょうか。重要度の高い上位20%の時間が、成果の80%を占めているというあの法則です。

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私はこの法則を夢と時間の関係に応用できることに気づきました。つまりこういうことです。生活の中から20%だけ夢に貢献する時間を捻出することができれば、現実に風穴をあける切り札になる。

現実に風穴をあけた20%の時間

最初はこの指標に到達するのはまったく不可能に思えました。なんたって、私が夢のために割いていた時間は最初はたったの5%に満たなかったからです。

それから生活をゼロから全て見直し、半年が経った頃には目標であった20%を越えることができるようになりました。

そのまま上位20%の時間に集中することで私は、新しい知識、新しい人脈、新しい選択肢を得て、jMatsuzakiとして独立することができました。

そして今は、次のステップに向けてのより濃い20%の時間に集中しています。

上位20%の行動を捻出し集中する

諦めきれない夢に向けて大きく舵を切ろうとしている今、不安に思うのも無理はありません。

そんなときこそ、今一度自分の行動に集中することが大切です。そのために私が今日提案したことにチャレンジしてみるのはどうでしょうか。

生活の中から20%(1週間で33.6時間)夢に貢献する時間を捻出することで、現実に風穴をあける武器をつくる。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。