サバイバルゲーム初心者向けに基本ルールをまとめます

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私の愛しいアップルパイへ

サバイバルゲーム、通称サバゲーの世界に足を踏み入れようとしているあなたの悩み事などお見通しです。

「ルールってどうなってるの?」ですよね。通常は会場で当日詳しいルールが聞けるはずですが、事前に調べておきたいと考えるのがあなたの良いところです。

今日はサバゲーの最も基本的なルールについてご説明しましょう。

サバゲー基本ルールの説明

弾が当たったら手を挙げて「ヒット!」と自己申告する

自分の体に弾が当たったら大きな声で手を上げて「ヒット!」とヒットコールします。これはゲームを形作る根本となるルールなので必ず守りましょう。ヒットの自己申告を曖昧にしてしまうとゲームにならなくなってしまいます。

基本的に体に身につけているもののどこにあたってもヒットとなります。靴にあたっても、ヘルメットにあたっても、武器にあたってもヒットです。ですから「今当たったかな?」と悩んだときは積極的にヒットコールをしていきましょう。

相打ちの場合でもヒットです。自分の方が先に撃ったからヒットじゃないなんてことはありません。

なお、壁や木にあたって跳ね返ってきた弾(跳弾)をヒット扱いとするかどうかはフィールドやイベントで別れますので、こちらは事前に確認しておくと良いでしょう。

当たっているのにヒットコールをしない人は「ゾンビ行為」だと煙たがられます。撃った方もある程度は弾の軌道が分かるので、相手がきちんとヒットコールしているかは分かります。トラブルを避けるためにも正直にヒットコールするように徹底しましょう。

ヒット後はすみやかに退場する

ヒットコール後は基本的に退場となります。ルールによってはヒットでも退場とせず、復活できることもあるので、これはゲーム開始前に確認しておきましょう。

ヒットコール後は「どこそこに敵が居た」など味方と会話したりするのは厳禁です。ヒットコール後は会話したりせず、すみやかに退場しましょう。ヒット直後に「ガッデム!」などと汚い言葉を投げかけるのもトラブルのもととなるのでやめましょう。

もちろんフィールド外に出てからフィールド内の仲間と会話するのも駄目ですよ。

敵味方は両腕に付けたマーカーの色で区別する

サバゲーでは基本的に2チームに分かれて対戦を行います。自分の味方か敵かは両腕に巻いたゴムのマーカーで判別します。最もオーソドックスなのは黄色か赤のマーカーを両腕につけることで、同じ色のマーカーをつけていれば味方、違う色のマーカーであれば敵となります。

人を撃つときにはきちんと腕のマーカーの色を確認してから撃つようにしましょう。

同士討ちは撃たれた方がヒット扱いとなる

万が一味方を撃ってしまった場合、撃たれた方はヒット扱いとなり、撃ってしまった方はそのままゲーム続行となるのが基本です。

これも会場やイベントによって若干取り扱いが異なることがあるので、心配なときは確認しましょう。

会場によっては腕のマーカーが見づらいときなどありますので、特に初心者のうちは撃つ前にマーカーの色を念入りに確認するようにしましょう。

銃だけ出して撃つ(ブラインドファイア)は禁止

初心者がやってしまいがちなルール違反に「ブラインドファイア」があります。つまり、敵を視認せずに障害物から銃だけ出して撃つのは禁止です。きちんと敵を目で確認しながら撃ってください。

これは至近距離で人を蜂の巣にしてしまったり、何らかの理由でマスクを着用していない人を撃って事故を起こしてしまう可能性を減らすためです。

フィールド内はゴーグル&マスクの着用が必須

フィールド内に入るときは顔全体を覆うゴーグル&マスクが必須となります。試合が始まる前であっても着用は必須です。フィールドに入る前に念入りに確認しましょう。

なお、服装は目立たなければ何でも構いません(迷彩じゃなくてもOKです)。ただ、素肌に弾が当たるととても痛いので、肌の露出がない服装が良いでしょう。

とくに首、頭、手は装備を忘れやすいので注意しましょう。

フィールド外ではマガジンを外し、セーフティーモードにセットする

怪我を避けるため、フィールド外では決して電動ガンを撃ってはいけません。フィールド外に出るときはマガジンを外し、電動ガンをセーフティーモードにセットします。

フィールド外で試し打ちできる場所があるフィールドであれば、そこで撃つのはOKです。ただし、マスクとゴーグルの着用は忘れないようにしましょう。

また、フィールド内であっても試合が始まる前に不必要に撃つのはやめましょう。

会場やイベントによって多少違いがあるので注意

最後に1つ、サバゲーのルールは会場やイベントによって多少違いがあります。特に同士討ちの取り扱いや必須の装備などは微妙な違いがあるでしょう。

そのため、サバゲーに参加する前にフィールドのサイトを確認したり主催者に問い合わせしておくと良いでしょう。

それではあなたの健闘を祈ります。幸運を。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。