Money Bankroll Girls February 08, 20115 / stevendepolo
私の愛しいアップルパイへ
長きにわたり、何度も挫折を繰り返して来た事があります。
「そんな馬鹿な」。あなたならそう言うかも知れませんが、私にもアキレス腱があるのです。
そう、それは家計簿をつける習慣です。
しかし、私はついにこのアキレス腱を克服しました。iPhone & クラウドによってもたらされるあるサービスによってです。
家計簿サービスの選定
iPhoneとクラウドサービスの組み合わせによって、いつでもどこでも記録できる環境を我々は手に入れました。
これを家計簿に活かさない手はありません。その場で支出を記録していく事が出来ますから、家計簿の習慣は決して難しくなくなりました。
さらにクラウドサービスによる連携を用いれば、銀行の口座情報を自動で収集するといった高度な仕組みも簡単に確立できます。
後はどのサービスを使うかさえ決まればという所なのですが、中々良いサービスに出会えず、右往左往したものです。
MacならiComptaを使う所ですが、残念な事に私は生粋のWindowsユーザなのです。
いくつか試した中では、クラウドサービスである”OCN家計簿” + iPhoneアプリの”Zaim”という組み合わせがかなりいい線いってました。実際数か月はこの組み合わせを使っていました。
しかし、いくつか不満があったのは確かです。Zaimのお洒落で気の利いた機能が、画面遷移を増やし、動作を遅くさせ、せっかちな私にはストレスのもとになっていました。
また、クラウドサービスとiPhoneアプリの開発元が違う為に生じている、項目表示の不整合なども問題でした。さらに、財布の残高を管理する様な機能が無い為、支出の抜け漏れをチェックする事ができないのも残念です。
そこで最終的にたどり着いたのがこちら、”MoneyLook”というサービスです。
SBIホールディングス社が提供する国産のクラウドサービスであり、iPhoneアプリも存在します。また、多数の金融機関との自動連携もサポートしているのも素晴らしい点です。もちろん財布の残高も管理できるので、記録の抜け漏れをチェックできます。
それではこの愛すべきMoneyLookの機能を紹介しましょう。
MoneyLookの紹介
使い方としては、iPhoneアプリ側では随時支出を記録していき、クラウドサービス側では貯金の推移など分析、銀行口座の管理などを行うといった使い分けになります。
クラウドサービスの機能
まずはクラウドサービスの使い勝手を見ていく事にしましょう。現金支出の登録は以下の画面から行います。
画面は非常にシンプルで、手間がかかりません。尚、日付を将来にすれば将来支出として管理できるのも地味に嬉しい機能です。
その他にもクレジットカードの支出や収入も同じ画面で登録できます。この収入の所で現金の入りを記録しておけば、財布の残高を管理できます。
今月の支出を1か月前のデータやユーザ平均と比較し、棒グラフまたは円グラフで出力する機能も振り返りには便利です。また、項目ごとに今月の予算を定めて、予実績を管理する事も可能です。〆日が変更できるのも嬉しいところです。
銀行、証券、クレジットカードなどの口座情報を、各社のオンラインサービスと連携し、残高や明細を自動連携できる機能は大変便利です。連携したく無い場合や、対応していない口座は手動で管理する事だってできます。
登録した複数の口座情報を全て統合して、資産管理としてグラフ化する事も可能です。
iPhoneアプリの機能
現金関連の機能はiPhoneアプリでもほとんど実行できます。
ただし、口座情報については見る事は出来ますが、残高の更新や明細の取得、口座情報の編集などが出来ない為、iPhoneアプリは支出の記録がメインとなります。
支出の登録画面は1画面だけで完結しており、情報の入力がすぐ出来ます。なんと言ってもこのシンプルさが家計簿アプリには必須なのです。
クラウドの家計簿サービスは使いやすい!
シンプルなインターフェースのiPhoneアプリに高機能なクラウドサービスと、絶妙にバランスのとれたMoneyLookは大変使いやすいです。MoneyLookを使ってから、私は家計簿について何の心配もしなくなった程なのです。
▼ちなみに、現在はさらに使いやすい家計簿サービスとして「マネーフォワード」というサービスがリリースされたので、そちらに移行しています。今日紹介したMoneyLookとの比較もしていますので、こちらの記事もご参考にどうぞ。
その後、、、!? >> 私が愛用の家計簿サービスを「マネールック」から「マネーフォワード」へ乗り換えた3つの理由
貴下の従順なる下僕 松崎より