私の愛しいアップルパイへ
今年の夏も我がハートのように暑い日が続いていますね。こんな日々ではサンダルを履いてお出かけしたいとお思いではないでしょうか。
今日私が馬を走らせて参りましたのは、あなたのようなエレガントなお方にピッタリのサンダルを紹介するためです。
なんと1774年創業、250年以上の歴史を誇るドイツの圧倒的サンダルメーカー「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」です。日本では「ビルケン」と略されることもあります。
1万円ほどするサンダルですが、その機能美とデザイン性には誰もが魅了される、世界的なサンダルブランドです。
ドイツに住んでいる私としては、サンダルはBIRKENSTOCK一択でしょうということで、今年ついに入手しましたので僭越ながらあなたにご披露させていただきます。
サンダル界に圧倒的な存在感を見せるBIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)の魅力とは
ビルケンシュトックの起源は1774年にJohann Adam Birkenstock(ヨハン・アダム・ビルケンシュトック)が靴職人として登録されたところから始まります。なんと250年前!グリム童話が刊行されるより前!ガリヴァー旅行記よりは後!
その後、孫のKonrad Birkenstock(コンラッド・ビルケンシュトック)がフランクフルトに2つの靴専門店をオープンしました。
それ以来ビルケンシュトックは拡張を続け、世界的に知られるサンダルメーカーとなりました。ドイツのマイスターらしい質の高いサンダルは今でも世界中を魅了しています。
その特徴はなんといっても身体の自然な動きに最適化された人間工学的デザインです。20世紀に入ってからはその品質と機能性の高さから、長時間立ちっぱなしで1日中ハードに働く医師や看護職、介護職や研究職の人々によって愛用されるようになりました。
私自身、店舗でビルケンシュトックを試着したらその履き心地の良さにビックリして、購入を決断しました。もし店舗で見かけたら是非あなたにも試してみていただきたいものです。
品質と機能性が高いからといってファッション性がおざなりになっているわけではない点もビルケンシュトックの魅力です。ドイツ・ベルリン中心地に位置するファッション街では、若者がビルケンシュトックを履いて歩いている姿を頻繁に目にします。性別にかかわらず愛されています。
雑誌やインスタグラムなどでは、ファッションモデルが街中でビルケンシュトックを履いている写真が多数確認できます。実際、ビルケンシュトックのモデルはスタンダードなものからカラフルで奇抜なものまでかなり多彩です。
まとめるとビルケンシュトックの魅力は次の3つに集約されます。
- ドイツのマイスター(職人)による歴史的なメーカー
- 医師・病院・介護施設・研究施設にも採用される品質と機能性の高さ
- 機能性とファッション性が高いレベルで両立されている
ビルケンシュトックのサンダルは通常のモデルで1万円前後するのですが、何年も履いていられるので極端に高いわけではありません。むしろ安くて低品質なサンダルを毎年買うよりコストパフォーマンスが良い可能性もあります。
ちなみに私はドイツ人の妻にサンダルを買い替えたいと相談したら、ビルケンシュトックがよいと即答されました。
ドイツが誇るサンダルメーカーBIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)のArizona(アリゾナ)レビュー!
ビルケンシュトックの魅力を語っていたら長くなってしまいました。そろそろあなたは実際に私が購入したビルケンシュトックを見たくて、朝ご飯を待つラブラドールみたいにウズウズしているころでしょう。
今回、私が相棒として選んだのはこちら、Arizona(アリゾナ)です!
アリゾナは1973年に発売されて以来、ビルケンシュトックのスタンダード・モデルとして今でも根強い人気がある定番モデルです。ビルケンシュトックらしい見た目に交換が持てますし、取りあえず一足目だしとスタンダード・モデルのアリゾナを選びました。
色は黒かグレーで悩んだのですが、主に夏に履くことを考えるとライトな色が良いと思い、グレーを選びました。愛犬Almaもビルケンシュトックのサンダルに興味津々です。
ちなみに、アリゾナにもいくつかモデルがあり、私は通常のモデルより3,000円くらい高い「Weichbettung」(ソフトフットベッド)のモデルを選びました。こちらは足の裏と接する部分であるインソールがソフトな仕上がりになっていて、さらに履き心地が良いモデルとなっています。
ビルケンシュトックのインソールは本当に良いです。足の形に沿って絶妙な形状の凹凸があり、歩いているとサンダルが張り付いてくるような心地よさがあります。
サンダルの裏側はこんな感じです。
今年の猛暑はビルケンシュトックで乗り切る!
これまではスーパーで買った1,000円くらいの安いサンダルを履いていたのですが、それと比べると履き心地が全然違います。以前のサンダルは正直15分くらい履いていると足と足首に違和感を覚え、時には痛みを感じることもありました。
これが今まで使っていた名もなき安いサンダルです。
ビルケンシュトックのサンダルに履き替えてから、初日に2時間くらいぶっ通しで外を歩いても以前のような違和感や痛みがなく、驚きました。
犬の散歩や買い物で毎日1万歩くらい歩くので、これをスニーカーからサンダルに変えられるのは実にうれしいことです。手軽で通気性がよく、夏場は快適この上ありません。
あなたも是非この夏はちょっと高めのサンダルとしてビルケンシュトックをお試しいただきたいところです。造物主の愛を一身に受けたあなたのようなお方には、私なんぞよりずっと似合うに違いありません!
貴下の従順なる下僕 松崎より