ミッションを目標へ落とし込む

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photo credit: Gasti via photo pin cc

私の愛しいアップルパイへ

ここまでの連載で、夢はミッションステートメントとして明確に文章化されました。

夢の実行計画 | jMatsuzaki

 

夢の実行計画を作る上で私が何よりもこだわっているのは、夢と行動を結びつけることです。

夢をミッションに落とし込んだら、今度はミッションを目標に落とし込んでいきます。ミッションを目標に落とし込むことで、夢は少しずつあなたの日常に舞い降りてくるのです。

ミッションを目標に

ミッションは目標に落とし込まれて初めて実行可能な行動に変わります。

そして具体的な行動に落とし込まれることで「レビュー」が可能になるのです。行動とレビューのスパイラルを作りだすことができれば、状況に応じて計画を柔軟に変えることもできます。

ですから、ミッションを目標に落とし込むこのフェーズは、夢の実行計画をたてる上で重要な指針を与えることになるのです。

目標としてコミットすべきこと

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photo credit: Lori Greig via photo pin cc

あなたが「おお、パイドロスよ。それでは目標として何をコミットすれば良いと言うのか!?」と質問をするだろうということは、太陽の光によって明らかです。

決して複雑なことをする必要はありません。ミッションを構成するプログラムごとに、「ゴール」と「習慣」と「日課」を決めていくのです。

例えば、私の「音楽への貢献」というプログラムでは作品の制作に関する以下の目標をたてています。

・ゴール ⇒ 1000曲制作する 期限:50歳
・習慣 ⇒ 毎週1曲のペースで作品を制作する
・日課 ⇒ 毎日平均2時間以上、作曲に時間を費やす

それぞれのポイントを解説していきましょう。

1.ゴール

最終的に何を達成したいかをゴールとして定めます。ゴールは数値目標が望ましく、「できた」or「できなかった」の2択で評価できると良いでしょう。

また、ここで期限を明確にしておくのがポイントです。

2.習慣

期限までにゴールを達成するため、習慣として日々どのようなことに取り組むかを決めます。

継続的に貯金するとか、本を読むとか、人脈を作るとか、運動するとかをです。必ずしも数値目標である必要はありません。

3.日課

習慣としてとして取り組むことを決めた活動に対し、「どのくらいの頻度で」「何を」「どれだけやるか」決めていきます。

ここでたてた日課の積み上げが、5ヶ年計画を作成していくベースになるのです。

プログラムごとに目標をたててみよう

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photo credit: epSos.de via photo pin cc

1つのプログラムに対して複数の目標をたててかまいません。その場合、それぞれの目標ごとに「ゴール」と「習慣」と「日課」をコミットすることになります。

そして、ゴールからの逆算と日課の積み上げが、そのまま5ヶ年計画になっていくのです。

ミッションを構成するプログラムごとに必要な分の目標をたてることができれば、、、おめでとうございます。あなたは夢を現実化することに責任を負う覚悟を決め、逞しい一歩を踏み出したわけです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。