うっかりEvernoteの月間アップロード容量を超えてしまったときの3つの対処

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私の愛しいアップルパイへ

忘れもしない2013年6月30日。Evernoteのアップロード上限である月間1GBを超えてしまいました。普段なら決して超過することは無いのですが、この日は違いました…

月末だったので月間アップロード容量のサイクルが切り替わる日だと思い込み、溜まっていた写真をひたすらアップロードしたのです。限界までアップロードして気付きました。Evernoteの月間アップロード容量が切り替わるのは月末ではなく、申し込んだ日だったということにです。私の場合は毎月12日でした。ガッデム…

それから10日以上もEvernoteなしで生きるという地獄のような日々を味わいましたのでご報告します…

今月の残容量と切り替わり日を確認する方法…

▼今月の残容量とサイクルの切り替わり日を確認する方法は簡単です。メニューにある「使用量」というボタンをクリックします…
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▼Web版の場合は画面右上のボタンから「アカウント設定」をクリックすることで確認できます…
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▼このように実に分かりやすく残容量とサイクルの残りを表示してくれます…
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月間アップロード容量を超えてしまったときの3つの対処…

尚、月間アップロード容量を超えてもその月のアップロード容量を増加させることは可能です。上限に達しそうになると警告が表示されるので、そこから 1 GB につき 450円/月で追加購入できます…

今回はそもそも1GBも使わない上に、残り10日くらいだったのでそのまま耐えてみることにしました…

Evernote断ちする上でのポイントは3つあります…

1.Evernoteに代わるメモ保存先を決める…

Evernoteを使わずに咄嗟のメモをとる先を決めましょう。オススメはGmailなどの電子メールサービスの下書きを使うことです…

Gmailならどんなデバイスからでも使いやすいですし、メモするのはメールを新規作成するだけなので、Evernoteくらい手軽にメモできます…

また、電子メールならおそらくほとんどの人が既に使っているでしょうから、新しく使うツールを増やさなくても良いというメリットもあります…

作業ファイルなどを保存したいならDropboxなどのクラウドストレージにファイルを保存しておくのも手です…

2.ローカルノートブックを使う…

プレミアムユーザー限定ですが、Evernoteのアップロード容量を使わないローカルノートブックを使うことも可能です。これなら容量を超過してもノートを作ることができます…

▼ノートを作成するときに「ローカルノートブック」を選択すれば作成できます。既存のノートブックをローカルノートブックに変更することはできませんのでご注意下さい…
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尚、当然ですがローカルノートブックは同期することができません。違うパソコンやスマホなどからは見ることができませんのでご注意下さい…

3.自動連携しているサービスの設定を見直す…

Evernoteへノートを自動で作成するようなサービスを使っている場合には注意が必要です…

TwitterのつぶやきをEvernoteに自動転送してくれるツイエバや、Evernoteを含めた様々なサービスの自動連携を設定できるIFTTT、特定のブログ記事をEvernoteにも転送できるBlogtrottrなど、それぞれ対処方法を決める必要があります…

一時的にEvernote以外の場所に連携するようにしたり、もうその期間のデータは捨てると割り切るなど、検討しましょう…

また、iPhoneから自動でEvernoteに連携するiPhoneアプリなどもあるので、そちらも考慮しましょう…

サイクルの切り替わり日はきちんと意識しよう…

何か聞きたそうな顔をしていますね。「次同じことが起こったらどうするか?」ですか?

素直に1GBの追加容量を購入します…

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。