私の愛しいアップルパイへ
粛々と続く我がスケジュール管理シリーズも第6弾を迎えました。
前回の記事まででアレを決める事ができました。
そうです、明日取り組む行動と取り掛かる順番が決まったのでした。
今回はそれらの行動について、着手する時間と順番を決め、一日のスケジュールをよりビューティフォーゥ!なものに仕上げたいと思います。
環境を準備しよう
一日の行動に時間を割り当てる方法については、ライフハック心理学の佐々木さんが使っている方式を参考にします。
それは一日の活動時間を2時間刻みで分割し、2時間枠の中で実行する行動を組み立てて行くという方式です。
この方法を実践する為にはまずちょっとした環境準備が必要となります。
1.コンテキスト
この2時間枠の概念はToodledo上のコンテキストを用います。一日を2時間間隔で分割したコンテキストを作成していきましょう。
私は朝4時から深夜0時までの20時間を2時間間隔で区切ってコンテキスト化しています。
タスクにこのコンテキストを付与する事で、行動に着手する時間を定義するのです。
2.EndTime2
EndTime2ってのは、Toodledo Tips blogというサイトで公開されている、Toodledoのブックマークレットです。
導入やダウンロードはコチラをご参考にどうぞ。
2時間枠のコンテキストとこのブックマークレットを活用する事で、Toodledoにとんでもない魔法がかかります。
リストをこのコンテキストでソートしEndTime2を使用する事で、時間帯ごとにタスクの所要時間がわかるようになるのです。また、それらを全て予定通りにこなした時の終了時間もわかります。
行動に時間をマッピングする
それでは行動に時間をマッピングしていきましょう。
既に明日の行動には優先度が設定されているはずですので、後は優先度の高いものから順に早い2時間枠を設定していきます。
その為にはまず、明日の行動リストを「Context ⇒ Priority」の順に並べ替えます。すると”今週”コンテキストに、明日着手すると決めた行動がリストアップされるでしょう。
後はそれぞれの行動を空き時間に割り当てていきます。“今週”コンテキストを2時間枠のコンテキストに変更していけば良いだけです。
空き時間はEndTime2を見れば分かるので、迷わず出来るでしょう。
2時間の中で着手する時間を決める
これで一日を2時間ごとに区切り、それぞれの2時間枠の中で着手する行動が特定されました。
後は最後の締めです。2時間枠の中でさらに行動に着手する順番を決めて行きます。
やり方はもうおわかりでしょう。優先度を設定して順番を決めていくのです。
優先度を決め、その順にリストを並べ替えれば、2時間ごとにやるべき行動と着手する順番が明確になります。
これでスケジュール通りに行動を実行している限りにおいては、将来の事なんぞ全て忘れて今真に没頭すべき事だけに没頭できるのです。
デヴィッド・アレン風に言えば「幸せバカ」状態というものです。
心配するのを辞めて仕事に取り掛かる
これで最も貴重な一日のスケジュールが確定されました。
次回は”まさに今”行動を実行する段階においての動きを見て行きましょう。
または私は如何にして心配するのを止めてタスクを愛するようになったか?
貴下の従順なる下僕 松崎より
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▼ご参考------------------------------------------
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 デビッド・アレン 田口 元 二見書房 2008-12-24 by G-Tools |
▼関連記事-----------------------------------------
スケジュール管理術vol.3!”今やる行動”を組み立てる作業フロー
スケジュール管理術vol.4!Toodledoで今週の行動を組み立てる
スケジュール管理術vol.5!Toodledoで明日の行動を組み立てる