私の愛しいアップルパイへ
時間というものは面白いです。何よりもシンプルであり、それ故に何よりも強固で、挑戦しがいのある概念です。
敵とも味方ともとれるその佇まいは幾人もの人間を魅了してきました。
ここにもそんな男が一人。こんばんは、松崎です。
今回は私が時間を我がものとする為に実践している時間管理術として、5つのタイマーをご紹介しましょう。
人生をコントロールする5つのタイマー
今まで色々なアイデアを試してみて、ふと気づいたら別々の役割をもった5つのタイマーを使用していました。
- 1.カウントダウンタイマー
- 2.15分タイマー
- 3.次のタスクのリマインダー
- 4.欠番
- 5.実績時間
一つ一つ見ていきましょう。
1.カウントダウンタイマー
これは一番オーソドックスでしょう。作業時間が決まっているタスクに取り掛かる時や、数分後に予定がある場合など、目的の時間に対してカウントダウンタイマーを用います。
しかし、オーソドックスなものとは言えきちんと使っている人って意外と少ないんじゃあ無いでしょうか。かくいう私も最近になって頻繁にカウントダウンタイマーを用い始めました。
そこで気がついたのは、単なる時計やカウントアップ型のタイマーを用いるよりも、圧倒的に作業がはかどります。
目的の時間まで後何分というのが、何のオーバーヘッドも無く分かる事。このメリットは思いのほか大きいのです。
2.15分タイマー
これは一番偏執狂的でしょう。私の一日の活動時間である4:00~0:00までの20時間。iPhoneで15分刻みのアラートが鳴るようになっています。
4:00,4:15,4:30,4:45,,,といった具合です。つまり毎日80回のアラートが鳴る訳です。私の一番お気に入りのタイマーです。
これは一日のペースメーカーであると同時に、今取り組んでいるタスクが”お天道様に向かって胸を張れる仕事かどうか?”を考えるリマインダになっています。
詳しくはこちらの記事をご参照下さい。
最近のお気に入りアプリ!iPhoneを一日のペースメーカーにする
3.次のタスクのリマインダー
私は一日の始めに当日のスケジュールを検討し、最小単位を15分としてスケジューラに登録します。
スケジューラはGoogleカレンダーを使用していて、これらのタスクを着手すべき時間の30分前にアラートが鳴るようになっています。
GoogleカレンダーはiPhoneと同期している為、外出先でもiPhoneでポップアップされるようになっています。
4.欠番
4という数字は古来より不吉な数字として扱われ、しばしば欠番扱いにされて来ました。
ここでも当然の如く欠番扱いとなり、この項番は紳士的な私をアピールする為だけに使われます。
5.実績時間
これは一般的なタイマーという観点からは少し外れるかもしれません。遂行したタスクの作業時間を計測する為に用いられるカウントアップ型のタイマーです。
実績時間は後で見返し、自身の活動を分析する為に用いられるのが主だった目的かもしれません。
しかしそれと同時に、実績時間を計測されているという事実が、自分を律する要素として有効に機能します。
その為、私はこれを他のタイマーと同種のものとして捉えています。
ちなみに私が愛用しているのは“Toggl”というクラウドサービスです。私はこれで24時間すべての作業の実績時間を計測しています。
タイマーは面白い!
これらを実際に実践するのはうんざりだと思うかもしれません。
しかし、理由は分かりませんが、タイマーというものは非常に面白いです。それはその正直さ故なのでしょうか。
もはやタイマーを使う為にタイマーを使っていると言っても過言では無いほど愛しています。
どれか一つでもあなたの新しい取り組みとして持ち帰って頂けたなら幸甚。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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