【ダウンロード可】OpenOffice.orgのWriterでレポートやマニュアルなどの原稿を書くときに使えるテンプレート

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photo credit: KatieKrueger via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

仕事柄、文章を書くことが良くあります。テキストファイルにテキストをベタ打ちしても良いのですが、納品物としてはさすがに素っ気なさすぎて気が引けます。

私はもっぱらOpenOffice.org Writerで原稿を書いています。多機能でMicrosoft Wordと互換性もあったりと便利です。

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今日は私が原稿を書くときに使っている文書ファイルのテンプレートをあなたにお配りしようと思います。私は本の原稿などに使っていますが、レポートやマニュアルなどを書くときにも重宝するでしょう。

Writerで原稿を書くときに使えるテンプレート

▼テンプレートの文書は以下のようなイメージです。目次や見出しなどの設定が調整されています。
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▼ファイルは以下のボタンからダウンロードできます。通常の文書ファイルですので、OpenOffice Writerがインストールされていればそのまま開いて文章が書けます。
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ファイルは全てWriterの標準機能を使っていますので、普段からWriterを使っている方であれば問題なく使えるでしょう。念のため、以下に使い方を解説します。

1.表紙の設定

▼表紙はドキュメントの各プロパティの値を持ってきています。背景がグレーになっている箇所が、プロパティに合せて動的に変わる部分です。
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メニューから「ファイル」→「プロパティ」を開き、「概要」タブと「カスタムプロパティー」タブで編集できます。

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「ロゴ」部分には必要に応じて画像を挿入してください。

2.ヘッダーとフッターの設定

ヘッダーには文書のタイトルが挿入されるようになっています。表紙と同じように「ファイル」→「プロパティ」で設定できます。image

フッターにはページ番号と章の名前が自動で入るようになっています。
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3.見出しと本文の設定

▼見出しは「見出し1」と「見出し2」を使う想定です。念のため「見出し3」も設定しています。
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見出しを使う場合は「スタイルの適用」から選択してください。
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本文は「本文」で設定しています。見出しと同じように「スタイルの適用」から選択できます。
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1行目は1文字分字下げするようになっています。段落の上下には余白が入るようになっています。

4.目次の設定

▼目次は本文内に設定した見出し1と見出し2を使って、自動的に作成されるようになっています。
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▼ただ、見出しを追加・修正しても更新は自動でされないため、適宜「インデックスの更新」を行って下さい。
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▼目次にはリンクが設定されていて、「Ctrl」を押しながらクリックすると該当箇所にジャンプできます。Cooooool!
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テンプレートを作りこんで執筆効率アップ!

使い慣れた文書のテンプレートがあれば、本文の執筆に最初から集中できます。

是非あなたもこのテンプレートをもとに、自分だけの文書テンプレートを作り込んでいってみてください。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。