私の愛しいアップルパイへ
この手紙をあなたがいつ読むことになるかは分かりませんが、今あなたに向けてこんな風に文章を書き綴っている私は、昨年度の確定申告が終わった直後です。
昨年度の確定申告は、業界標準と言っても良い「やよいの青色申告」を使っていました。確かに「やよいの青色申告」は優れたソフトですし、確定申告も問題なく終えることができたのですが、不満がなかったと言えば嘘になります。
そんな中、今年のはじめに素晴らしいサービスに出会あったんです。「MFクラウド会計(旧マネーフォワード For BUSINESS)」です。
今年度からの確定申告は「やよいの青色申告」から「MFクラウド会計」へ乗り換えることに迷わず決めました。なぜかって?
「やよいの青色申告」から「MFクラウド会計」に乗り換えることにした理由
大きな理由は5つあります。
- 1.金融機関の自動連携で手間を大幅カットできる
- 2.いつでも最新の書式で使える
- 3.クラウドだからどこでも入力できる
- 4.基本機能は無料で使い始められる
- 5.家計簿(生活費)の管理も一緒にできる
1.金融機関の自動連携で手間を大幅カットできる
MFクラウド会計は金融機関の取引情報を自動的に取り込む機能があります。銀行口座はもちろんのこと、クレジットカードやポイントカードにも対応しています。
日付や金額、対象の口座情報などは自動で取り込んでくれるので、私達が日々の作業でやるべきは、適切な勘定科目に振り分けるだけになります。
1つ1つ取引情報を転記する手間が省けますし転記ミスもなくなるので大変ありがたいです。これなら面倒な帳簿への記帳も小まめにつけていけそうです。
2.いつでも最新の書式で使える
確定申告書は毎年のように変わるため、インストール型のソフトを使う場合は基本的に毎年買いかえたりバージョンアップしたりする手間が発生します。
バージョンアップをしない場合でも日々の帳簿の作成はソフトで行えます。しかし、年度末には国税庁の確定申告書等作成コーナーへ数字を転記して確定申告書を作成するという二度手間が発生するのです。せっかく専用のソフトを買ったのにもったいないです。
MFクラウド会計はWebサービスなので、確定申告書の変更などは自動で行ってくれるため、私たちが気にする必要はありません。
3.クラウドだからどこでも入力できる
MFクラウド会計はクラウドサービスなので、使っている端末に縛りがありません。インターネットにさえ繋がっていればどの端末からでも使えますし、WindowsでもMacでも使えます。
やよいの青色申告はインストール型のため、Windowsでしか使えないといった制約や、インストールしたパソコンでしか使えないといった制約がありました。
4.基本機能は無料で使い始められる
MFクラウド会計には無料プランと有料プランがあります。 有料プランでは様々な便利機能が使えるのですが、今の時点(2014年3月17日現在)では、以下2つの無料プランの制限が許容できるのであれば無料でも十分使い続けられそうです。
- 1ヶ月間で入力する取引情報が15件を超える場合
- 人と共有したい場合(家族や税理士さんと一緒に使いたい場合など)
ちなみに有料プランは月額800円であり年額8,800円なので、やよいの青色申告を毎年買い換えるより安いです(2014年3月17日時点の価格)。有料プランと無料プランの詳細な違いは以下公式サイトで確認できます。
5.家計簿(生活費)の管理も一緒にできる
MFクラウド会計には今まで紹介してきた「MFクラウド会計」とは別に「マネーフォワード」というサービスもあります。
MFクラウド会計が個人事業主や法人の確定申告を目的としたものであるのに対し、通常のマネーフォワードは家計簿づくりを目的としたサービスです。
今までの私の場合、生活費を含めた全てのお金の管理をマネーフォワードで管理して、そのうち個人事業の取引だけやよいの青色申告で行うといったことをしてきました。これからは生活費も事業の取引もマネーフォワードシリーズで管理できるのでスッキリします。
無料でマネーフォワードを試してみよ!
やよいの青色申告で作成したデータのインポートにも対応していますので、既に今年度分の記帳を始めてしまった場合でも、スムーズに乗り換えられます。
▼ちなみに、事業用口座の管理ではなく、家計簿(生活費)の管理に使いたい場合は「マネーフォワード」をお使いください。
貴下の従順なる下僕 松崎より