私の愛しいアップルパイへ
タスクを管理する。
この事についてこれだけ本気に緻密に詳細に、そして紳士的でありながらも情熱的に書き上げた本が今まであったでしょうか。(否、ない!!)
タスク管理を最大限効率的かつ効果的にして、最小の時間と労力で最大の成果を上げる再現性のある手法。
私がタスク管理の師と仰いでいる「ライフハック心理学」の佐々木さんによる、衝撃的な次世代タスク管理術について説かれた書籍です。
とにかくタスク管理に注力した書籍
本書では“佐々木流タスク管理術”が頭のてっぺんからつま先まで余すところなく拝めます。とにかく”タスク管理”に焦点が絞られています。
著者が実際に使っているタスク管理システムについて、システムの全体像から入り、計画の立て方、そしてタスクを実行に移すまでの一連の手法が丁寧に解説されています。
ツールとしてはタスク管理ツールであるToodledoとプロジェクト管理ツールであるOmniFocusを中心としており、すんごくマニアックなのがわかるでしょう。
しかし、単に考え方を抽象的に解説した様な本より、徹頭徹尾「実践」に焦点を当てているからこそタメためになるというものです。
しかもその対象が著者である“あの佐々木さん”だというのだから読まないわけにはいきません。
記録、分析、そして
素晴らしい、実にすばらしい本に出会えました。ここまで来るとビューティフォーゥッ!です。
私は今までひたすら佐々木流タスク管理術に憧れてきました。その完璧で緻密で合理的で隙の無いタスク管理術に憧れてきました。いままでシゴタノ!やライフハック心理学などで垣間見る事のできた著者の”技”を、私は片っ端からタスク管理システムに取り入れてきたつもりです。
しかし、当然の如くここまで”佐々木流”を詳細かつ体系的に知る事は出来ませんでした。そうです、こんな本を私は待ちわびていたのです!
ツールはToodledoとOmniFocusが中心ですが、これらのツールに拘らない再現性のある手法をきちんと理解できます。
佐々木流タスク管理術の特徴は、タスクをひたすら細分化し、記録し、分析し、ルーチン化し、習慣化する事にあります。これによってどんな複雑な仕事に対しても、自分にとって最適で、かつ再現性のあるメソッドでもって立ち向かえるのです。
習慣を自ら作り出し、仕事をなるべく「同じことの繰り返し」にする
これは一見ずいぶんと手間のかかる手法に感じますが、実践してみればいかに合理的かがよく分かります。毎回毎回頭の中をこねくり回すよりもずっと手間はかかりませんし、ストレスも軽減できます。
これこそ最小の労力で最大の成果を上げられる手法と言えるでしょう。
佐々木流こそ最短ルート
・何から手をつけるか考えるのも面倒。結果的に何にも手がつかない
・なんか色々やったはずだけど、今日という日に一体何を達成できたのかよくわからない
こんな事を感じた事はありませんか。ありますよね?ご安心ください。朗報です。
この本を読んで”佐々木流”を学べば、あなたは最高のタスク管理術を最短ルートで自分のものにできます。
もっと早くにこの本が出ていれば、私は自分のタスク管理システムを構築する時間を半年は節約できたでしょう。
まったく世の中には本当に凄い人がいるものです。
貴下の従順なる下僕 松崎より