私の愛しいアップルパイへ
私がファンだと公言している画家の展覧会にやっと行けました。
気難しい私がファンだと自覚するくらいですから、大したお方だと言う事です。
同行者は美に対する鋭い嗅覚を持った”@yoppal“さんと、面白そうな事なら何にでも食いつくMr.Everything”@TaxaBoxo“さん。
この日をなんと待ちわびたでしょうか。ただ美しいという事はなんと尊いのでしょう。
イベント概要
場所は銀座。中心から外れたなんの変哲もないビルの一角にそれはあります。
ギャラリー福山。この愛すべきギャラリーの天才的なひらめきによって、3名の画家によるグループ展が開催されました。
お目当ては松崎涼子氏の作品です。Yes!我が姉でござい。
超自然的なデカルコマニー
今回展示された作品はデカルコマニーを用いたコラージュ作品5点です。大丈夫です。私もよくわかってません。
シュルレアリスムの雄“マックス・エルンスト”が用いた技法として有名で、「沈黙の眼」などが代表的な作品でしょうか。
絵具の偶然的な混じり合いを用いたその手法は、まるで無意識が創出した超自然的存在の如くです。これ以上言葉で説明するのは野暮というものですから、いくつかの作品を掲載致しましょう。
次回の展覧会にも期待
今回はコラージュ作品中心の展覧会でしたが、彼女は立体や銅版画や油絵など幅広く取り組んでいます。
その繊細な色彩感覚と蠱惑的なモチーフの組み合わせ。
あなたにも是非この高度に純粋な精神的感受性がもたらすパワーを体験して頂きたい。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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