私の愛しいアップルパイへ
今日は完璧に寝坊しました。言い訳なんぞ何も出来ないような綺麗な寝坊でした。こんなにも清々しい寝坊はいつ以来でしょうか。
朝起きたらカーテンの隙間から朝日が差し込んでおり、部屋中がなんとも言えない”優しさ”のようなもので包まれていました。
私は思わずカーテンを全開にし、あの力強い太陽の光を体全身で浴びました。その時です、体の奥底からある1つのアイデアが自然と湧き上がってきたのは。
「ああ、そうだ、そろそろあなたにEvernoteのノートブックについて話さなければいけない」
ノートブックはシンプルに
私のノートブックに対するスタンスは明確です。
1.なるべく数が少ないこと
2.構成変更が滅多に入らないこと(年に1~2回くらい)
3.ノートの分類に迷わないこと
ノートブックをあまり増やすと、ノートを分類する負荷ばかり高くて、その割に効果が低いということになりかねません。
Evernoteではノートごとにユニークな外部リンクを持たせることができます。ノートを呼び出すときはこの外部リンクを用いて、必要なツールから必要なノートをピンポイントで参照できるのが理想です。私の場合はTaskChute2かToodledo、Googleカレンダーからピンポイントでノートを参照できるのが最速でストレスフリーです。この時ノートブックを意識する必要はありあません。
1つのノートを探すというより、条件に合致したノートをリストアップしたいという時もあるでしょう。そんな時はタグ検索もできるし、作成日や更新日、ファイルの種類などの属性情報で検索することもできます。全てのノートブックから全文検索することだって可能です。そしてこれら全てを使って複合検索ができて、その検索条件は保存しておけます。
私にとってノートブックは念のための分類であり、必要最低限に留めています。
我がノートブックはほとんどInboxを空にしたときの爽快感を得るために存在しています。
ノートブックをミッションに
さて、冒頭のスタンスにのっとって、私がどのようなノートブックの構成にしているか説明しましょう。
私のEvernoteは夢とともにあります(なんて愛おしいんだ!)。
ですから、ノートブックも私の夢の実現に向けたパーツの1つ1つになっています。それらは夢の実現に向けて達成すべき人生全体のミッションであり、それぞれに明確な期限は無く、おそらく一生付き合っていくものです。
このミッションは10の項目で構成されていて、その性質上から構成変更は滅多に行われず、また、それぞれが独立したビジョンとゴールを持っています。
ノートブックとしてはちょうど良い性質です。このようにです。
この分類は私の決心と覚悟の結晶であり、これ以外に必要な行動は何も無いという自信の表れでもあります。
全ての行動は必ずミッションのいずれか1つに向けられていて、Evernoteに入るノートも当然ミッションのいずれか1つに向けられているのです。
ノートブックになるための資格
私はノートブックを乱立させないため、ノートブックを作成するときには、それが本当にノートブックとして相応しいかの試練を与えています。
それは以下のような項目がきちんと定義できるかです。
この4つの項目が軽快なリズムにノってスラスラと出てこないようでは、まだノートブックになる資格がないということです。
ノートブックの構成は使用頻度で考える
私は外部リンクか保存された検索でノートを絞り込めるように努めているため、ノートブックはシンプルで明確な構成にしています。
ノートを絞り込む用途でノートブックを多用するのなら、私よりももっと細分化した構造にする必要があるでしょう。
Evernoteユーザの一例としてあなたの参考になれば幸いです。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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Woooo!Punksteady様に「夢想家むけTodo管理の手引き~EvernoteからTaskChuteまで~」を寄稿させて頂きました!!
目標管理!!人生を”やってのける”為、あらゆる事に焦点を決めよう!
photo credit: Amir Kuckovic via photopin cc