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私の愛しいアップルパイへ
素晴らしいことが起こった!
こんな風に書き出さざるを得ないことが起きました。なんと、我が甘美なる自作曲をある中学校へ提供できることになったのです。吹奏楽部の定期演奏会で演奏する楽曲としてです。Wow!
ブログによって引き付けられた2人
思いがけないことってのは起こるものです。
同じブロガーとして、ブログを通して知り合った「まなびラプソディ」主宰のエム・スギヤマさんから作曲の依頼を頂いたのは昨年の末頃でした。
「おお、貪欲なるjMatsuzakiよ、我が学校の吹奏楽部で演奏する楽曲を提供してくれんかね?」と。
素晴らしい!なんたる光栄!すぐに「ナイスアイディーーーアッ!」と返事をしました。それにしても私の音楽に目をつけるとは、見る目を持ち、聴く耳を持つ、優れた音楽センスの持ち主です。
「Eric」の制作に注力した2013年のはじめ
それから吹奏楽に関する情報を集め、2013年の始めはこの楽曲の制作に注力しました。
ベルリオーズとR・シュトラウスの「管弦楽法」を引っ張り出し、ホルストの吹奏楽のための第1組曲、第2組曲の総譜を分析し、数々の吹奏楽を聴きました。
CUBASE 6とEASTWEST Symphonic Orchestra Goldを用いてパソコン上に吹奏楽の編成を模擬的に作り出し、1つ1つ音符を組み立てて行きました。bpmは疾走感のある180で、爽やかなハ長調!リズムは付点8分音符+16分音符で軽快に!
慌ただしくも、なんと充実した日々だったことでしょう。生きがいと呼ぶに相応しい仕事でした。
当初「Eric」と名付けたその楽曲には、エム・スギヤマさんと吹奏楽部の生徒の皆さんで正式な曲名をつけて頂けくようお願いしました。
こうして名付けられたのが幻想曲『華』です。華やかで甘美なこの楽曲に相応しいタイトルです。
吹奏楽部内での練習は順調に進んでおります!
3月のはじめに楽曲データと楽譜データが完成し、納品しました。今もエム・スギヤマさんの力強い指揮のもと、静岡県内の中学校で練習が進められていることでしょう。
さらに嬉しいことに、我が単独セミナー「夢見るリアリスト講座」においてデザイン面で尽力いただいたSun sn sunnyの@sunnychild1氏が今回の楽曲用に楽譜の表紙を作って下さいました。
▼既にエム・スギヤマさんのめくる楽譜の表紙として現実化しております。素敵☆
初演は来週末に静岡にて!
本楽曲は来週末の3月23日(土)、定期演奏会の中で初演されます。もちろん私も静岡まで聴きに行く予定です。
思いもよらないかたちで新しい一歩を踏み出せました。全てはブログを起点に立ち上がったプロジェクトです。やりとりは全てパソコン上のみ。まったく面白い時代になったものです。
当日の様子はまたレポートします。
貴下の従順なる下僕 松崎より