偏愛マップで好きなことにフォーカスしてみる3つの効果

私の愛しいアップルパイへ

とあるイベントの参加に必要だったため、偏愛マップというものを書いてみました。これはA4ほどの白紙の紙に自分が好きなものを自由にキーワードで書き綴っていくものです。

イラストにしても、図にしても、ただの箇条書きでもよく、自分の好きなように好きなことを書き綴っていきます。

そうしてできた偏愛マップを使えば、表面的な挨拶だけで終わりがちな初対面の方への自己紹介などで、円滑なコミュニケーションができるということです。

▼こちらが私の偏愛マップです。私にとって胸がデレッと甘くなるほど好きなものが羅列されています。甘美!

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▼偏愛マップとは、こちらの著書で紹介されているものです。

▼こちらの記事は偏愛マップについて分かりやすくまとめられているのでオススメ!

偏愛マップで好きなことにフォーカスしてみる3つの効果

最初は面倒くさそうだと思っていたのですが、書き始めてみたら楽しくて、トイレにいくのを忘れるくらい没頭してしまいました。偏愛マップを作ってみて感じたことを3つほど紹介します。

1.好きなことを再発見できる

自分の好きなことくらいは分かっていると思いたいものですが、人間というのは不思議なもので、自分の好きなことすらろくに自覚していないものです。

自分が好きだと感じているものをキーワード形式で羅列していくと、自分がいかに自分の好きなことについて無自覚であったか驚かされます。そして、偏愛マップを作る過程で好きなことが整理されていくことで、自分が好きなことを再発見できます。

自分の好きなことに没頭することは、自分の強みを発揮して最大の成果を上げるための鉄則ですが、そういう意味で偏愛マップは実にパワフルなツールではないでしょうか。

2.ポジティブになれる

偏愛アップを作成するということは、自分が好きだと感じていることを1つ1つ取り出して味わうことになります。

これが偏愛マップを作るのが楽しいところなのですが、頭の中が好きなもので満たされるので、とても幸せな気分になれるのです。

落ち込んでいるときや鬱屈としているときは偏愛マップの作成に取り組んでみると気分を一気に切り替えられるはずです。

3.新しくはじめてみたいことが見つかる

1と2の結果によって、新しくはじめてみたいことが1つは見つかるはずです。小さい頃に漫画を書くのが好きだったからまた書いてみようかな?とか、中学生の頃に大好きだったアーティストの新譜を聴いてみようかな?といった具合に。

こういった小さな行動が日常に大きな変化をもたらしてくれることも少なくありません。

コミュニケーションにも活かせる偏愛マップ

今日は偏愛マップを作成する過程で感じた効果を紹介してみました。

そもそも偏愛マップは初対面の方への自己紹介などに活用できるメソッドとして考案されたものなので、作ったあとは初対面の方とのコミュニケーションなどに活かすこともできます。1度作っておけば何度も使えるのが良いですね。

偏愛マップを持ち寄って自己紹介すれば、今日の天気や電車でのアクセスなど表面的な会話に終始することなく、その人のアイデンティティに関わる深い質問へと一足飛びに踏み込んでいけるってわけです。

また、人の偏愛マップを見ると共感が生まれるので、その人の人となりがわからないことで生まれる警戒心が取っ払われて、純粋に相手への興味が湧いてきます

個人的に作るだけでも効果があり、人に共有することでも効果のある偏愛マップは実にパワフルで実用的なメソッドでした。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。