やりたいことを埋もれさせない「今日の予定」を作る6ステップ

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photo credit: Mike Rohde via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

「一日の計画を立てる前に、一日を始めるな」

これが私のモットーです。ですから、朝いちで今日一日の予定を作るようにしています。

特に気を付けているのは、期限のある仕事や人からの依頼に振り回されて、本当にやりたいことを埋もれさせないようにすることです。

この目的を達成するために試行錯誤を続けてきました。今日は私が毎朝どのような順番で一日の予定を立てているかご紹介しましょう。

「やりたいこと」を埋もれさせない一日の予定の作り方

Evernoteの中には一日の予定を作るためのチェックリストがあり、毎朝それを順番に実行しながら一日の予定を作りあげています。1つ1つ見ていきましょう。

1ステップ:30分の最重要タスクを予定に入れる

今最も注力したいことがあるなら、最初にそれを一日の予定に入れるべきです。

特に明確な期限のない勉強や何かを作り出すタスクってのは、たとえ重要であっても先送りされがちです。

私は必ず最初に30分の作曲タスクを入れるところから予定作りを始めます。

2ステップ:今日の目標を予定に入れる

私は毎週はじめに1週間の目標というものを立てています。これは私が心の底からやりたいと感じていることの集合体です。

これも最初に予定に入れなければ先送りされがちなので、次にこれらを優先的に予定に組み込んでいきます。

▼目標の立て方については以下の記事も参考にしてみて下さい。

3ステップ:動かせないイベントを予定に入れる

ここまでで一番先送りされやすい「やりたいこと」を予定に組み込めたので、次は通常のタスクを予定に入れていきます。

まずはスケジュールを確認し、会議やセミナーへの参加、飲み会の参加などの動かせないイベントを予定に入れます。

4ステップ:期限切れタスクの期限を見直す

残った空き時間には、今自分が抱えているタスクを組み込んでいきます。

まず、タスクの中で期限切れのものがある場合は、期限を見直します。期限切れタスクを放置すると、そのタスクの緊急度が分からなくなるからです。

期限切れタスクを放置しないのは、タスク管理システムの新鮮さを保つためには重要なことです。

5ステップ:今手をつけられるタスクをリストアップする

次に今手をつけられるタスク、もしくはすぐに手をつけなければならないと感じているタスクをチェックし、リストアップします。

次のステップで、このリストの中から今日やる分だけを予定に組み込んでいくことになります。

6ステップ:優先度の高いものから今日の予定に入れる

今日やる分のタスクを決めるために、前のステップでリストアップしたリストに優先度を設定していきます。

私はタスクを1つ1つ眺めて5段階で優先度を設定していきます。

そして予定の空いているところに、優先度の高いものから順にタスクを組み込んでいきます。これで1日の予定は完成です。

「予定通り」は目的ではない

全てが予定通りに行く日なんて皆無ですがそれでも良いんです。予定を立てないと実行されなかったであろうことが、いっぱいあるからです。

▼私が一日の予定を作るために使っているツールについては以下の記事を参考にしてみて下さい

「いつかやりたいこと」を埋もれさせない4階建てタスク管理システム | jMatsuzaki
貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。