三段階で将来を見通す自分の計画を作ろう!

Planning
photo credit: Peter Hellberg via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

私は欲張りです。常にいくつもの「やりたいこと」を抱えています。ラスベガスでギャンブルに夢中になるのも良いですし、パリにあるジム・モリソンの墓を見るのも良いでしょう。そうだ、アラモ峠にも行ってみたいと思ってたところです。

しかし、私は真実を言いますが、非情にも時間は有限で、出来ることは限られています。

ですから、いつまでになにをどこまでやるのか、その将来を見通す計画が大切になってくるのです。

ゴールは「今日何をするか?」に答えを出すこと

私は私の個人的な計画を作っています。その目的は長期的に見て「今日何をすべきか?」に明確な答えを出すことです。

自分の計画を持っていればそれは可能です。今からやることが長期的に見て「やりたいこと」と直結しているとしたなら、なんて幸せなことでしょう。顔には笑顔が宿り、その歩き方はノッシノッシと力強いものとなるでしょう。

もし計画がなければ、人からの頼まれごとや、単に期限の近いことを優先しがちになってしまいます。いつか気づいたときにこう嘆くんです。「こんなはずじゃ無かった」って。そんなのはご免でしょうから、今日は私が実践している計画の作り方をご紹介しましょう。

計画はメンテナンスの負荷に気をつける

まずもって気を付けて欲しいのは、個人的な計画を作る上で大切なのは、作り上げることよりメンテナンスすることです。日々進捗を確認し、必要に応じて修正していくプロセスが鍵になります。

計画は現状からの予測に過ぎません。状況が変われば計画の修正が必須になります。そして、計画を遂行していくと状況は変わっていくものなのです。

ここで、計画によってあまりこと細かに行動を管理しようとすると、計画の修正に追われていつしか全てを投げ出してしまいたくなります。

ですから、計画の粒度とメンテナンスの負荷との折り合いをつけるのがポイントなのです。

長期・中期・短期の三段階で計画を作る

そこで、私は3つの段階で個人的な計画を持つことを提案します。「長期計画」「中期計画」「短期計画」の3つです。1つ1つ見て行きましょう。

1.長期計画:年代ごとの計画

長期計画は年代ごとの計画です。私は20代~90代までで年代別に達成したいことを、いくつか役割ごとに記載しています。

恐らく全てのマスを埋めるのは難しいでしょうから、埋められるところだけ埋めて、定期的に眺めてみるのが良いでしょう。

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2.中期計画:3~5年の計画

次は中期計画で、これからの3~5年で1年ごとに目標を決めて行きます。長期計画と整合性を見ながらマスを埋めるのがポイントです。

中期計画によって今年何をすれば良いかが分かります。「今日何をすべきか?」を導くためのクッションです。

期間については私は5年にしていますが、必要に応じて3年に減らしたり10年に増やしても良いでしょう。1年が終わったら新しく年を追加して作り直します。

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3.短期計画:月~週の計画

最後は短期計画です。ここでは今月の目標と今週の目標を明確にします。この2つの計画によって、週ごとの目標と、日ごとの目標に落とし込まれます。つまり「今日何をすべきか?」を導き出すわけです。

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現在に向けて徐々に細分化していく

このように、未来から現在に向けて徐々に計画を細分化していくと、状況が変わったときに柔軟に対応しやすくなります。

ちょっとした状況の変化なら短期計画を修正するだけで吸収できますし、中・長期計画があることで方向性がブレにくくなっています。

是非あなただけの計画を作ってみて下さい。計画を日々メンテナンスする方法についてはまた別の記事で取り上げます。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。