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私の愛しいアップルパイへ
考えてみると面白いものです。世の中には理解に苦しむような不思議な嗜好をもった人間が大勢います。大蛇を飼っている人や、ゴム人形をコレクションする人、隙あらば掃除ばかりしている人などです。
もしかしたら、あなたにとっては私も理解に苦しむ不思議な嗜好を持った人間かも知れません。なぜなら、私は「タスク管理」が好きだからです。
あなたはタスクを管理できていますか?
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「タスク管理」のレベルが生産性もストレスも左右している
今から約1年前のことです。私は机の上に散らばった仕事の山を前にして呆然としていました。
その頃の私は新しい仕事を担当しはじめたばかりで、さらに1人暮らしを始めたばかりでもありました。そのため、仕事もプライベートも次から次へと絶え間なく生まれてくるタスクに振り回されている状況でした。
がむしゃらにタスクを片付けてみても、一向に状況が改善する見込みはありません。タスクを処理するよりタスクが生成される量の方が多かったからです。
私は何から手をつければ良いかが分からなくなり、色々なことを先送りすることが増え始めました。仕事や雑務以外に割く時間も減り始め、やりたいけどできないことが大量にあることが大きなストレスを生んでいました。
それ以来、私は場当たり的な我流のタスク管理に限界を感じ、本格的に「タスク管理」について勉強を始めたのです。
インターネットや本を読むうちに、タスク管理という分野には先人たちによって体系化された知識が数多くあることを知りました。そして、自分が今までどれだけ非効率なタスク管理をしていたかを思い知りました。
それまではタスクを管理していたのではなく、タスクにコントロールされている状態だったのです。
多くの人が非効率な我流の「タスク管理」に甘んじている
タスク管理の勉強を始めた頃にこの愛すべきブログを開設し「タスク管理」を含んだテーマの記事を多数公開してきました。
そして、縁もあって色々な場所で「タスク管理」に関するセミナーを開催させて頂けるようにもなりました。
私がこれらの経験で学んだのは、全ての人がタスク管理を必要としているのに、ほとんどの人が非効率な我流の「タスク管理」に甘んじているということでした。
20代の新入社員の方から60代の定年後の方まで、多くの人がタスク管理のセオリーを知ることもなく、スタート地点にすら立てずに居るのです。 ホイールを回すハムスターのように“頑張っているけど前進しない”という最悪の状態に陥ってしまっているのです。
長期的に見て生産的で無理のない生活へ
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私が話す「タスク管理」とは、単に目の前の仕事を「より早く」「より多く」「より効率的に」こなしていく技術ではありません。
「効率」より「効果」に着目し、「対処」するより「予防」することを重視する技術です。そうすることで、長期的に見て生産的で無理のない生活を作りだす技術なのです。
タスク管理には難しい技能は不要です。コツさえ掴めば、仕事でもプライベートでも、あらゆるシーンで役に立ちます。
タスク管理を広めたい
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タスク管理は間違いなく、私を取り巻く”かの非情なる現実”にヒビを入れる切っ掛けになりました。ですから、私は「タスク管理」の技術を広めたいと考えています。
貴下の従順なる下僕 松崎より