私の愛しいアップルパイへ
私はルーチンタスクの管理には人一倍気を使っています。会議や定期的な資料作成のような仕事に直結することはもちろんのこと、爪切りや耳かきのような細かなタスクまで手を抜かずに管理しています。
他にも、一見すると管理するまでもないように思える以下のようなルーチンタスクも、確実に管理するよう気をつけています。
・スポンジの交換
・ゴミ捨て
・会社への移動
・食事
・蛍光灯の交換
・排水口の掃除
・寝る前のストレッチ
・寝起きのコーヒー準備
・入浴
・家賃支払
・日記の執筆
ルーチンタスクを徹底的に管理することで得られる2つの大きな効果
管理すること事態が手間と思えるような小さなルーチンタスクを、確実に管理することで2つの効果を得られます。
1.空いている時間が正確に分かる
小さなことであってもルーチンタスクの管理を徹底することで、自由に使える時間がどれだけあるかが正確に分かるようになります。
なんとも驚くべきことに、あなたも薄々感づいていることと思いますが、1日は24時間ではありません。睡眠はもちろんのこと、食事などを始めとした日々の習慣によって時間は事前に予約されています。
この時間を把握できれば、自分が今日なにをどこまで出来るか掴めるようになります。その情報は現実的な予定をたてるのに役立つでしょう。
そうすれば、夏休みの宿題がギリギリになっても終わらない問題を回避できます。
2.単純作業に貴重なやる気を使わなくて済む
どんな単純作業であれ、やる気がなければ実行することはありません。例えば、樽の中の水を別の樽に移し替えるという単純作業を一日やった後では、とても自伝を執筆する気にはなれないでしょう。ですから、その有限なやる気をどのタスクに注ぐかは実に重要な判断です。
ルーチンタスクの管理を徹底するようになって強く実感したのは、取るに足らないタスクでも、それを忘れずに実行しようと頭で記憶している間に、想像以上のやる気を使っていることです。
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逆に、ルーチンタスクのような取るに足らないことの実行管理を頭で覚えておかなくて良い状況は、大きなアドバンテージになります。
単純作業に消費していたやる気を削減できれば、もっと重要なことにやる気を注ぐことができるようになります。端的に言えばできることが増えるということです。
それは大抵の場合、重要な仕事を今のやり方よりうまくやろうと努力するより、ずっと簡単なことです。
小さなことを管理すれば、大きなことの基礎となる
ルーチンタスクの管理に取り組むことは、時間が足りないと嘆く人にが最初に取り組むべきことだとすら私は考えています。
1つ1つは小さなことでも、総合すれば実に大きな効果を得られるでしょう。
ちなみに、ルーチンタスクの管理は「TaskChute2」というツールを使っています。ルーチンの管理において、これ以上柔軟にこなせるツールを私は知りません。
▼無料のお試し版もあるので、ご興味あればどうぞ。
貴下の従順なる下僕 松崎より